離婚するにもお金がかかる！
「夫婦ふたりの会話の1日の合計の長さは平均でどれくらいですか？」という質問に対し、平均は約60分で、幸福度が高い程、会話時間も長くなる結果が出ています。また、「10年後の将来設計を夫婦で話し合っていますか？」という質問に対しては、幸福度が30点未満の夫婦は、よく話し合っていると、少しは話し合っているの合計が12.2％ですが、幸福度が70点以上の夫婦は、60.5％という結果になっています。
お互いの気持ちがどんどん開いていき離婚に至れば更にお金がかかります。離婚に至れば婚姻中に協力をして築いた財産を清算して分け合うことになります（財産分与）。慰謝料、養育費などが発生することもあります。養育費などで一時金として支払う額の平均は約414万円、定額金の平均額は月約7万円というデータがあります（厚生労働省 人口動態社会経済面調査からみた離婚 平成9年度調査）。
更に、婚姻期間中の厚生年金記録も当事者間で分割することができる（平成19年4月1日以降に離婚をし、条件を満たした場合）ために老後もらえる年金も分割されることも。
このように、夫婦仲が悪いととてつもなく大きな代償を支払わなければならなくなってしまいます。お金のことや将来のことを始めとし、普段から夫婦でのコミュニケーションを深めることが大切です。
お金を使わずに夫婦で幸せに過ごすことができるかも重要です。夫婦でお金や将来のことを話し合う課程そのものを大切にしたいものです。それが、何よりの幸せな瞬間なのです。
次回は2月8日（金）に掲載します。
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