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1月31日 11時35分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):三井住友FG、キヤノン、任天堂など

三井住友FG<8316>:3595円(前日比+105円)
大幅続伸で連日の昨年来高値更新。前日に発表した第3四半期の決算内容が評価材料
視される格好に。累計純利益は前年同期比34%増益の5504億円となり、通期予想の
5400億円を超過する格好となっている。一昨日に伝わった観測報道数値5000億円強も
上振れる状況に。連単差の拡大傾向など子会社収益の改善傾向なども評価対象と。
UBSでは通期最終利益を7282億円と予想しているもよう。

キヤノン<7751>:3350円(同-35円)
全体相場下落に連れてマイナス転換。同社は前日に前12月期の決算を発表。実績営業
利益は3239億円で前期比14%減益、今期は4100億円、同27%増益の見通しとしてい
る。先月中旬に伝わった観測報道では、前期実績は3200億円強、今期見通しは3900億
円前後とされていただけに、業績見通しの上ブレがややポジティブ視されてスタート
していた。また、野村では目標株価を3977円から4204円に引き上げ、今期の増収増益
回復に加えて、株主重視の姿勢も評価できると。

任天堂<7974>:8880円(同-470円)
売り優勢。前日に発表した第3四半期決算内容を嫌気する動きが優勢に。10-12月期営
業利益は233億円、コンセンサスを100億円程度下回ったとみられる。また、通期営業
損益を従来の200億円の黒字から200億円の赤字に下方修正している。赤字転落への可
能性は指摘されており、それが足元の軟調な株価推移の背景ともされていたものの、
有力タイトルが乏しいなど今後の業績動向に対する期待感も高めにくく、悪材料出尽
くし感が台頭する状況には至らず。

ミツミ電機<6767>:482円(同-20円)
軟調。任天堂<7974>の業績予想下方修正を受けて、任天堂関連銘柄の一角として売り
が波及しているようだ。ゴールドマン・サックス(GS)では、任天堂は1月以降に販
売が急失速している点が明らかとなっており、同社の第4四半期工場稼働率低下と固
定費負担が懸念されると指摘しているようだ。

日揮<1963>:2595円(同-107円)
さえない。千代田化工建設<6366>も安くプラント関連として売られているもよう。イ
タリアのエンジニアリング会社が業績予想を下方修正、株価は30%超の下落となって
おり、連想売りが波及しているものとみられる。今後はプロジェクトの採算悪化が見
込まれるとしているようだ。

NRI<4307>:2097円(同+141円)
大幅反発で昨年来高値を更新。同社は前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益
は313億円で前年同期比2.2%増益、ほぼ市場予想通りの水準で着地、通期予想は据え
置きとなっている。こうしたなか、10-12月期の受注高が前年同期比48%増と拡大し
ていることが評価材料とされているもよう。金融向けの拡大が主因となっており、足
元の株式市場の活況が追い風となってきている。

住金物産<9938>:297円(同+42円)
急伸。同社は場中に決算を発表、第3四半期累計営業利益は110億円で前年同期比20%
増益となり、通期予想は140億円から145億円に上方修正している。連結子会社、持分
法適用会社の業績改善などが背景のもよう。加えて、期末配当金予想は4円から8円に
まで引き上げ、前日終値を基準にすると配当利回りは4.7%にまで高まるため、関心
が高まる格好となっているようだ。

スタートトゥ<3092>:812円(同+82円)
大幅高。前日に第3四半期の決算を発表、通期予想は下方修正しているものの、短期
的な悪材料出尽くしと捉えられてもいるようだ。下方修正は十分に織り込まれていた
ほか、10-12月期の実績営業利益26億円は市場コンセンサスを上回る水準だったとみ
られる。クレディ・スイス(CS)では、下方修正値は保守的として、決算の印象はポ
ジティブと指摘している。

マガシーク<3060>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。NTTドコモ<9437>によるTOBの実施を発表したことが材料
視されている。TOB価格は1株13万5000円となり、買い付け期間は本日から3月14日
まで。ドコモは同社の筆頭株主である伊藤忠<8001>を中心に最大で発行済み株式の
75%を取得、今年中の子会社化を目指すと。今後は、コンテンツや他の物販と併せ
て、収益の柱として育てる方針のようだ。

ライフネット<7157>:821円(同+45円)
買い優勢。4-12月期決算を発表し、経常損益は2.9億円の黒字、最終損益は1.8億円の
黒字にそれぞれ転換したことが好感されている。保有契約件数の増加に伴い、保険料
等収入が大幅に増加したことなどが寄与したもよう。通期計画については公表してい
ないが、四季報予想の今期経常損益は3.0億円の赤字が見込まれており、第3四半期時
点の黒字転換を前向きに評価へ。

タカラBIO<4974>:1270円(同-70円)
売り優勢。4-12月期営業利益は、前年同期比19%減の7.1億円となったことが嫌気さ
れている。通期の営業利益は前期比3%増益が見込まれており、減益決算がネガティ
ブに捉えられる格好に。なお、昨日も後場に急落となったバイオ関連株については、
同社のほか、ナノキャリア<4571>やカイオム<4583>、MDNT<2370>などが本日も軟
調推移となっている。

Dガレージ<4819>:212500円(同+5500円)
買い先行。自民党が夏の参院選から、ツイッターやフェイスブックなど、SNSを使
った選挙運動を解禁する方針と報じられたことが材料視されている。メールを含めた
インターネットでの選挙運動を、候補者だけでなく一般の有権者にも認めるほか、政
党によるネット有料広告の掲載も可能にすると。同社については、ツイッター関連と
して位置付けられ、恩恵に期待感が先行へ。

スカイマーク<9204>:361円(同-29円)
売り先行。今期の売上高見通しを912億円から857億円へ、営業利益見通しを113億円
から49億円へとそれぞれ大幅に下方修正したことが嫌気されている。幹線路線での旅
客単価はやや上昇したものの、競争の激化などによって旅客数が伸び悩んだことが逆
風に。中間決算の発表時にも通期計画を下方修正していたが、一段の下振れにネガテ
ィブなインパクトが先行へ。

(フィスコ)


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