アーカー:ブランドが生活者と共有できる関心テーマ(Shared Interest)を見つけ、それを軸にしたブランド構築プログラムを設計し、参加者のつながり(コネクション)を強化することが何よりも重要になるだろう。

【デービッド・A・アーカー氏×小西圭介氏対談】(前編)<br />企業が一方的にブランド価値を提供し、<br />メッセージやイメージを管理する時代は終わったブランドが直接、ユーザーと「場」や「接点」をもつことは、独自のブランド体験を創りだし、製品からサービス価値を拡張する大きなチャンスを生み出す。

小西:共有できる関心テーマ(Shared Interest)の開発が、人が関わり、情報共有や活動を生み出し、コミュニティを結びつける鍵になるということですね。

 それに加えて、参加者の体験共有や行動が、新たなブランド価値を生み出すフィードバックサイクルを生み出していくことが重要ではないかと思います。

(※この対談の後編は2月20日(水)に公開予定です)

 

【デービッド・A・アーカー氏×小西圭介氏対談】(前編)<br />企業が一方的にブランド価値を提供し、<br />メッセージやイメージを管理する時代は終わった

「ソーシャル時代のブランドコミュニティ戦略」(著者:小西圭介 ダイヤモンド社)刊行にあたって、デービッド・A・アーカー氏によるビデオメッセージを以下のサイト(http://www.dentsu.co.jp/scg/topics/index.html)で紹介しています。


ダイヤモンド社書籍編集部からのお知らせ◆

【デービッド・A・アーカー氏×小西圭介氏対談】(前編)<br />企業が一方的にブランド価値を提供し、<br />メッセージやイメージを管理する時代は終わった

『ソーシャル時代のブランドコミュニティ戦略』

好評発売中!
もはや既存メディアを通じた企業による一方的なブランディングは意味を持たなくなった。今求められるのは顧客とつながり、顧客と共にブランドの価値を高めていくための方法論。その重要なツールとなるソーシャルメディア時代のブランドコミュニティをいかに構築すべきか。ブランド先進企業の事例を紐解きながら解説する。

ご購入はこちら! [Amazon.co.jp] [紀伊國屋書店BookWeb] [楽天ブックス]