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2月8日 11時33分
フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):ソニー、富士通、ヤマダ電機など

ソニー<6758>:1383円(前日比-136円)
急落。同社は前日に決算を発表、会社計画や市場予想を下振れる内容となり、ネガテ
ィブな反応が強まる状況となっている。10-12月期営業益は464億円、市場予想は300
億円程度下回ったとみられる。比較的、アナリストの見解は、来期の回復期待など含
めてポジティブに捉える向きも多くなっているが、さすがに足元での株価上昇ピッチ
が速かったこともあり、利食い売り、戻り売りなどのきっかけにつながる状況へ。


富士通<6702>:424円(同+11円)
買い優勢。同社は前日に決算を発表、構造改革への期待感などを反映する状況になっ
ているもよう。10-12月期営業損益は41億円の赤字、市場想定をやや下回ったとみら
れ、据え置きの通期予想には未達リスクも高まる状況。ただ、半導体の抜本施策など
含めた事業構造改革を発表、来期以降の収益回復を期待する動きが優勢に。三菱UFJ
では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価は
475円としている。

ヤマダ電機<9831>:3630円(同+205円)
大幅高。同社は前日に決算を発表、10-12月期経常利益は183億円で前年同期比39%減
益、市場予想はやや下回る水準だったとみられる。ただ、業績苦戦は十分に織り込み
済みでもあり、短期的な悪材料出尽くし感が先行する形になっている。四半期ベース
での減益率は、第1四半期から74%、55%、39%と縮小してきており、ハードルが一
段と下がる1-3月期には増益転換も想定される状況のようだ。

住友金属鉱山<5713>:1599円(同+99円)
しっかり。同社は前日に第3四半期決算を発表、10-12月期経常利益は318億円とな
り、通期予想を820億円から950億円に上方修正している。金属市況の上昇や為替の円
安などが上振れの背景とみられる。ほぼ市場の想定線であり、株価インパクトは乏し
いとみられるが、同時に発表した中期計画に対する評価は高いようだ。15年度経常利
益は1500億円を目指すなど、意欲的な数値目標などが掲げられている。

鬼怒川ゴム工業<5196>:505円(同-43円)
軟調。昨日発表した第3四半期の決算内容が嫌気されている。10-12月期営業利益は13
億円で前年同期比44%減益、横ばいの上半期からは収益水準が大きく落ち込む格好に
なっている。上半期決算時には通期予想を下方修正しているが、さらなる下振れも想
定される状況に。

岡三証券グループ<8609>:729円(同+45円)
強い動き。決算発表後は上昇ピッチを早めているが、本日は野村の投資判断格上げな
ども支援材料となっている。野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格
上げ、目標株価は290円から800円に引き上げている。市場環境に対する高いレバレッ
ジ、自己資本の積み上がりを考慮すれば、バリュエーション面での割安感は依然とし
て強いとの見方。なお、今期純利益は66億円、来期は148億円を予想している。


ドワンゴ<3715>:245100円(同+34300円)
大幅高。前日に発表した決算内容が好感されている。第1四半期営業利益は7億円で前
年同期比38%増益、通期計画20億円に対する進捗率は35%に達している。ポータル事
業の収益寄与が本格化、早々と業績上振れ期待なども高まる状況のようだ。UBSでは
目標株価を188000円から240000円に引き上げへ。

VTHD<7593>:784円(同-100円)
下げ目立つ。昨日発表した4-12月期業績は、売上高が前期比25.5%増の823.1億円、
営業利益が同10.3%増の45.4億円と増収増益となった。ただし、通期営業利益は
17.1%増益が見込まれているほか、第3四半期までの進捗率が約58%に留まったこと
がネガティブ材料視される格好に。なお、主力の自動車販売関連事業における新車、
中古車を合わせた自動車販売台数は前年同期比31.9%増となったもよう。


JACR<2124>:1645円(同+147円)
大幅続伸。昨日本決算を発表し、売上高は前期比20.2%増の73.5億円、営業利益は同
33.1%増の18.3億円と大幅な増収増益見通しとなったことが好感されている。四季報
予想の営業利益は13.5億円が見込まれており、想定以上の業績拡大見通しを評価する
動きに。なお、前期営業利益については13.7億円となり、従来予想の12.3億円を上回
る着地となっている。

ナノキャリア<4571>:281800円(同+6700円)
買い先行。最重要パイプラインのひとつである「NC-6004ナノプラチン」に関する
特許が、中国で特許査定を受けたと発表したことが材料視されている。「NC-
6004」は、今後、最速で開発を進める方針であり、日本を含むアジアから欧米への試
験地域の拡大、対象疾患の拡大を狙うもよう。なお、13年3月期業績に与える影響は
ないようだ。

マクドナルド<2702>:2344円(同-53円)
売り優勢。昨日本決算を発表し、前期営業利益は248億円となり従来予想の294億円を
大幅に下回ったことが嫌気されている。高価格商品の不振などにより、既存店は9年
ぶりに減収となった。また、今期も、売上高が前期比8.6%減の2695億円と大幅減収
見通しに。なお、営業利益については同1.7%増の252億円と小幅増益見通しとなって
いる。

(フィスコ)


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