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2月12日 11時34分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):日産自動車、ルネサス、日本写真印刷など

日産自動車<7201>:950円(前日比-37円)
売り先行の展開。為替の円安反転を受けた全面高商状の中、逆行安でのスタートにな
っている。先週末に発表した決算がネガティブに捉えられる格好へ。10-12月期営業
利益は621億円にとどまり、1100億円強の水準であった市場コンセンサスを大幅に下
回る状況となっている。販売台数減少が想定比下振れの背景とみられる。通期計画は
据え置きとなっているが、下振れの可能性などが多く指摘されているようだ。相対比
較においても、自動車セクターでは数少ない4-12月期営業減益銘柄となっている。


ルネサスエレクトロニクス<6723>:266円(同-20円)
売り優勢で下落率上位。同社は先週末に第3四半期決算を発表、通期予想を大幅に下
方修正している。営業損益は210億円の黒字予想から260億円の赤字まで下方修正へ。
自動車関連向けなどのマイコン製品の回復が緩慢なこと、大口カスタム製品の急減速
などが下振れの背景のもよう。赤字拡大に伴う自己資本の毀損なども含めて、再建へ
の先行きに対する不透明感など高まる方向へ。

日本写真印刷<7915>:1877円(同+368円)
大幅高で上昇率上位。同社は先週末に第3四半期の決算を発表、通期予想を上方修正
しており、ショートカバーの動きが一段と強まる格好になっている。10-12月期営業
損益は0.5億円の黒字に転換、モバイル機器やゲーム用のタッチパネルが大きく伸張
する格好となった。通期予想は94億円の赤字から84億円の赤字に上方修正へ。野村で
は来期の業績予想を大幅に上方修正、今期予想80億円の赤字に対して、来期は60億円
の黒字(従来予想は30億円の赤字)を予想しているようだ。

石原産業<4028>:90円(同+8円)
賑わう展開で上昇率上位。同社は先週末に第3四半期の決算を発表、通期予想を大幅
に上方修正しており、買い手掛かり材料とされている。第3四半期累計経常損益は4.3
億円の赤字、前年同期比で15.7億円の悪化となっている。一方、通期予想を従来の18
億円の赤字予想から一転、12億円の黒字見通しとしている。上半期決算時には大幅下
方修正していただけに、ポジティブなサプライズが強まる形へ。足元での円安進行な
どが業績上振れの背景のようだ。

ひらまつ<2764>:182000円(同+26400円)
急伸で大幅高。自社株買いの終了をきっかけに大幅調整を強いられてきたが、先週末
には好決算、並びに株式分割の実施などを発表しており、押し目買いの動きが強まる
格好のようだ。第1四半期営業利益は8.9億円で前年同期比27%増益、通期予想を従来
予想の20.8億円から24.4億円に上方修正している。売上の順調な拡大などが上振れの
主因とみられる。実質的に1:3となる株式分割を発表しているほか、配当金も実質増
配(従来株数ベースでは2689円から3231円)としている。

サッポロHD<2501>:309円(同-19円)
さえない。先週末に前12月期の決算を発表、営業利益は144億円で前期比24%減益と
なり、先の修正計画値線上での着地となった。一方、今期は153億円で同6%増益の見
通しに。JPモルガン(JPM)では、決算を受けて投資判断を「オーバーウェイト」か
ら「ニュートラル」に格下げ、目標株価も370円から330円に引き下げている。PB供給
に伴う販促費の効率化を期待したものの、利益見通しは想定よりも弱い印象と。銀座
ビル再開発に伴う不動産事業の減益見通しも確認され、当面は配当成長など期待でき
ずとも。

ワイヤレスG<9419>:3885円(同-470円)
大幅反落。先週末に本決算を発表し、前期営業利益は6.0億円と従来予想の5.6億円を
上回った。今期は、売上高が前期比27.6%増の70.2億円、営業利益は同34.1%増の
8.0億円と大幅な増収増益見通しに。公衆無線LANサービス、モバイルインターネ
ットサービスの更なる強化に注力していく計画。ただし、好決算期待を背景に先週ま
で大幅上昇となっており、いったんは材料出尽くし感が先行へ。

テラ<2191>:1041円(同-143円)
大幅続落。先週末に本決算を発表し、今期営業利益は前期比56.7%減の9500万円、最
終利益は同79.2%減の2000万円と大幅減益見通しとなったことが嫌気されている。契
約医療機関の症例数増加、新規契約医療機関の開拓を推進すると同時に、中期成長戦
略に向けた積極的な投資を行うことが損益面の重しに。なお、前期実績については、
先月末の修正内容に沿った着地となっている。

ケンコーコム<3325>:138600円(同-16700円)
急落。今期売上高見通しを200-205億円から175-180億円へ、営業損益見通しを1.0-
2.0億円の黒字から3000万円-1.3億円の赤字へとそれぞれ下方修正したことが嫌気さ
れている。送料無料ラインの引き下げを固定化したことによる出荷単価の低下や、新
規参入などによる競争激化による売価の低下などが重しに。なお、1月から第一類、
第二類の医薬品の販売を再開したことに伴う増収効果は第4四半期のみが対象のた
め、今期業績への貢献は限定的と。

ファンコミ<2461>:2865円(同+455円)
大幅続伸。先週末に本決算を発表し、今期売上高は前期比24%増の180億円、営業利
益は同29%増の29億円と大幅な増収増益見通しとなったことが好感されている。今期
についても、SNSやスマートフォンの普及を追い風にネット広告市場の拡大が見込
まれる中で、良好な事業環境が続く見込み。四季報予想の今期営業利益は19億円が見
込まれており、想定以上の好決算として前向きに評価されている。

レーサム<8890>:81900円(同+1300円)
買い先行。今期営業利益見通しを15.0億円から22.0億円へ、最終利益見通しを11.5億
円から20.0億円へと大幅に上方修正したことが好感されている。主力の資産運用事業
の売上高見通しは下振れ見込みであるものの、売上に対する付加価値率の向上を背景
に、セグメント利益は13.0億円から15.7億円へと上振れへ。なお、同時に発表した4-
12月期営業利益は16.0億円での着地となっている。

(フィスコ)


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