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2月15日 12時29分
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フィスコ

後場に注目すべき3つのポイント~買取王国などIPO銘柄がストップ高に

15日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・G20を控えての調整、短期筋の需給もやや悪化傾向に
・ドル・円は92円51銭付近、自民党の山本氏発言で一時93円台回復も再度弱含む

・電力各社や買取王国<3181>などのストップ高で直近IPO銘柄の動向に注目


■G20を控えての調整、短期筋の需給もやや悪化傾向に

日経平均は下落。99.35円安の11207.93円(出来高概算21億4000万株)で前場の取引
を終えた。ドル・円が1ドル92円台での推移と円安が一服するなか、主要銘柄への利
益確定の売りが膨らんでいる。日経平均はファーストリテイリング<9983>、ファナッ
ク<6954>、太陽誘電<6976>など値がさの一角の上昇に支えられる格好だが、前日に続
いてメガバンクへの利食いが続いているなか、TOPIXの弱さが目立つ。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり210に対して値下がり1433、変わらず51と、値下がり
数が全体の8割を占めている。また、規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに
下げているが、なかでも小型株指数の弱さが目立っている。セクターでは証券、パル
プ紙、銀行、非鉄金属、その他金融、海運、鉄鋼、不動産、輸送用機器など、先駆し
ていたセクターが軒並み2%を超える下げに。

TOPIXの下落率は1.50%となり、後場は日銀によるETF買い入れが期待される。しか
し、利益確定の売りが広がりをみせるなか、G20財務相・中央銀行総裁会議や日米首
脳会談などの重要イベントを控え、押し目買いも入れづらいところであろう。


日経平均は値がさの一角に支えられて下げ渋りをみせており、ボリンジャーバンドの
+1σの水準での攻防。しかし、TOPIXはマドを空けて+1σを割り込み、中心値(25
日)が意識されている状態。バイオ関連などの材料株が急速に値を消すなど、短期筋
の需給もやや悪化傾向にあるなか、様子見姿勢が強まりそうである。一部の好業績銘
柄による値幅取りにとどまりそうである。

もっとも、G20を控えての調整であり、イベント通過後は次期日銀総裁候補への思惑
から円安基調は続くとみられ、押し目拾いのスタンスは継続したいところであろう。


■ドル・円は92円51銭付近、自民党の山本氏発言で一時93円台回復も再度弱含む


ドル・円は92円51銭付近で推移。自民党の山本氏が「通貨安競争は問題ない、1ドル
=95-100円が適正水準」との見方を示したことを受けて、ドル・円は一時93円台を回
復。ただ、影響は限定的となり、ドル・円は再度弱含む展開に。15-16日に開かれる
G20会合でどのようなことが議論されるのか、はっきりしていないことから、リスク
回避的な円買いのフローが相変わらず入っているとみられる。

なお、92円50銭を下回った場合、ストップロスのドル売りが執行されるとの見方があ
るようだが、まとまった規模ではないとみられている。92円台前半には個人勢などの
ドル買いオーダーが残されており、92円50銭を下回った場合でも92円台前半で下げ止
まるとの見方が多いようだ。

オーダー状況は、93円00銭、93円50銭付近に短期筋、個人勢のドル売りオーダー。92
円50銭にはストップロスのドル売り。92円20銭付近には短期筋、個人勢のドル買いオ
ーダー。

■今後のポイント

・日経平均株価の下落を嫌気したドル売り・円買い
・G20会合を控えてポジション調整的な円買いが増える可能性

11時28分現在のドル・円は92円51銭、ユーロ・円は123円60銭、ポンド・円は143円55
銭、豪ドル・円は95円90銭付近で推移している。中国本土市場は旧正月のため休場。
取引は来週18日(月)から再開。

■後場のチェック銘柄

・日経平均は一時11200円割れ、G20を控えて手仕舞い売り圧力が強まる
・メガバンクの下落が心理的な重しに、後場も動向を注視へ
・電力各社や買取王国<3181>などのストップ高で直近IPO銘柄の動向に注目


☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

13:30 12月鉱工業生産確定値(速報値:前月比+2.5%)
14:00 日銀が2月金融経済月報を公表
16:00 菅官房長官、定例記者会見

(フィスコ)


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