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2月20日 11時34分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):グリー、JT、電力株など

グリー<3632>:1124円(前日比-30円)
売り優勢。第2位株主となっているKDDI<9433>が、保有株の半数となる800万株を市場
で売却すると伝わっている。これは発行済み株式数の3.4%に当たる水準。前日は、
発行済みの1%に当たる230万株を上限とした自社株買いの発表が好感されて反発する
展開となっていたが、需給改善期待は一気に後退する状況へとつながっている。売却
期間は13日から5月12日までの3ヶ月間のもよう。

JT<2914>:2832円(同-93円)
さえない。政府保有株の年度内売却に向けて幹事証券が協議などと伝わっている。放
出は数日中にスタートする見込みとも。年度内の放出は想定されていたともみられる
が、株価上昇で市場からの資金吸収額も増加すると見られ、短期的な需給悪化が警戒
される状況に。

電力株
東京電力<9501>や中部電力<9502>、四国電力<9507>など電力株は全面高に。経済産業
省では電気値上げの審査で燃料費を抑える仕組みを導入すると報じられている。電気
料金の上げ幅圧縮につながり、電力各社の反発は必至などとも伝わっている。ただ、
一方では、日米首脳会談において「2030年代に原発稼働ゼロ」を目指すとした民主党
目標案の修正を伝えるとも伝わっている。将来的な原発稼働再開に伴う収益改善が想
定される格好から、ポジティブに捉える動きが優勢となっている。

荏原製<6361>:371円(同-35円)
急落で下落率トップ。公募増資152億円、並びに、CB200億円の発行を発表している。
株価が高値圏にあるなか、株式価値の希薄化や需給懸念などが優勢となる格好に。希
薄化は約10%となる。生産設備関連への投資を中心に、子会社などへの投融資、借入
金の返済などに充当するもよう。

ソフトバンク<9984>:3415円(同+5円)
小幅高。今期の減価償却費が前期比2割増の3300億円程度になりそうだと報じられて
いる。ただ、売上高の伸びで吸収して、営業利益は7000億円を超える見込みと。一方
で、買収関連費用などが発生するため、来期営業利益は7000億円前後の見通しと。営
業利益の市場コンセンサスは、今期が7400億円程度、来期が7900億円程度であり、想
定比での下振れが上値を抑える格好にもなっているようだ。

ファーストリテイリング<9983>:25490円(同+170円)
小幅高。SMBC日興証券では同社の投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価は
25000円と設定している。海外事業の懸念が緩和されるなど、ファンダメンタルズは
良好であるが、株価上昇により、想定されるリターンが小売りセクター内では低位に
あることを格下げの背景としている。

ヤクルト<2267>:3380円(同-110円)
下げが目立つ。筆頭株主の仏ダノンでは、同社への敵対的買収を起こす意図はないと
の報道が伝わっている。現在の同社株価には、ダノンのTOB実施などが織り込まれて
いたものとみられ、こうしたプレミアムが剥落する状況となっている。シティでは、
仮に報道通りTOBが実施されなければ、高いバリュエーションは是正されると判断し
ているようだ。

ブラザー<6448>:967円(同+46円)
買い優勢の展開。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「アンダーパフォーム」か
ら「アウトパフォーム」に2段階格上げ、目標株価も800円から1100円に引き上げてい
る。CSでは、モメンタムの悪化はこれ以上起こりにくく、来期には円安効果が強く顕
在化してくるとみられることなどを評価引き上げの背景に。来期営業利益は、市場コ
ンセンサスの330億円程度に対して、391億円を予想しているようだ。

アニコムHD<8715>:809円(同+10円)
買い先行。独自技術やサービスを展開する「オンリーワン企業」の業績が好調との特
集記事が伝わり、その中で取り上げられたことが材料視されている。着実に収益を伸
ばしたのは、ライフスタイル変化に機敏に対応した企業が目立つと。その他、特集記
事で取り上げられたオーデリック<6889>や幼児活動研究会<2152>なども買い優勢とな
っている。

アップル<2788>:10160円(同+1500円)
ストップ高。昨日本決算を発表し、今期営業損益は8.4億円の黒字転換見通しとなっ
たことが好感されている。国内の中古輸出業は、為替の変動要因があるものの、当面
は円安傾向にあると見込まれるため、収益は改善する見通しと。なお、前期営業損益
は従来予想であった6.9億円の黒字に対して4400万円の赤字での着地となっている。


買取王国<3181>:2320円(同+50円)
反発。IPOの活況が続く中で、本日ジャスダック市場に新規上場した協立情報通信
<3670>も買い気配からのスタートとなっており、直近IPO銘柄の刺激材料となって
いる。同社については、昨日まで換金売りに押されていたが、初値の2000円を依然上
回っており、需給環境は依然良好との見方も。

ガンホー<3765>:2870000円(同+270000円)
大幅続伸。引き続き、前期の大幅増益決算や1:10の株式分割による投資単位の引き
下げが材料視され上値追いの展開となっている。連日での大幅上昇が続くものの、今
期の大幅増益を前提としたEPSの大幅増加を考慮すると、今期予想PERには割高
感が乏しいとの見方。また、直近では、マッコーリーが投資判断「アウトパフォー
ム」、目標株価320万円でカバレッジを開始したことも支援材料に。

(フィスコ)


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