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かの残響、清冽なり――本田美奈子.と日本のポピュラー音楽史

写真家・原田京子さんがカメラでとらえた
本田美奈子さんの浄化していく表現力

坪井賢一 [ダイヤモンド社論説委員]
【第21回】 2013年2月22日
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 8年ぶりのアルバム「AVE MARIA」(日本コロムビア、2003年5月)で本田美奈子さんは、研ぎ澄まされて浄化していく表現力を披露し、リスナーを驚かせた。この時期の本田さんの姿を、写真家の原田京子さんが間近で記録している。2004年10月から12月にかけて2005年カレンダー用の撮影(東京)、「週刊ポスト」2005年1月14-21日号グラビアの撮影(旭川)、2004年クリスマス・コンサートの撮影(東京)と、3カ月間で3回、相当量のまとまった撮影を行なっていた。

 とくにコンサートの写真は2005年も多数の予定があり、写真集出版の構想もあったがかなわなかった。原田京子さんが撮影した作品の一部は2005年以降に発売されたCDのジャケットや書籍のカバーを飾っている。

原田京子さんが撮影したCDのジャケット(発売順★撮影場所★)

「LIFE」(ユニバーサル、2005年5月21日)★旭川★入院中に本田美奈子さん自身が選曲したベスト盤

 

 

 

「アメイジング・グレイス」(日本コロムビア、2005年10月19日)★カレンダー★「AVE MARIA」「時」などから選択したミニアルバム

 

 

 

「心を込めて」(日本コロムビア、2006年4月20日)★旭川など★撮影済みの写真を元にスタジオで作成★未発表の録音をまとめたもの

 

 

 

「本田美奈子.CLASSICAL BEST天に響く声」(日本コロムビア、2007年4月20日)★新宿文化センター★「AVE MARIA」「時」のハイライトだが未発表音源も収録

 

 

「Anthem of Life」(EMI、2007年10月24日)★カレンダー★東芝EMI時代のベスト・バラード集

 

 

 

「Amazing Grace」ヘイリー with 本田美奈子(ユニバーサル、2008年5月21日)★カレンダー★ヘイリー・ウェステンラとの仮想デュエット(本田さんの写真)

 

 

「ラスト・コンサート」(ユニバーサル、2008年12月10日)★カレンダー★同じ病院に入院していた岩谷時子さんのために毎日1ヵ月間、ICレコーダーに録音していた無伴奏の歌唱の記録

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坪井賢一 [ダイヤモンド社論説委員]

1954年生まれ。78年早稲田大学政治経済学部卒業後、ダイヤモンド社入社。「週刊ダイヤモンド」編集長などを経て現職。著書に『複雑系の選択』『めちゃくちゃわかるよ!経済学』(ダイヤモンド社)『浦安図書館を支える人びと』(日本図書館協会)など。


かの残響、清冽なり――本田美奈子.と日本のポピュラー音楽史

日本のポピュラー音楽の誕生をレコード産業の創始と同時だと考えると、1910年代にさかのぼる。この連載では、日本の音楽史100年を、たった20年の間に多様なポピュラー音楽の稜線を駆け抜けた本田美奈子さんの音楽家人生を軸にしてたどっていく。

「かの残響、清冽なり――本田美奈子.と日本のポピュラー音楽史」

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