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2月25日 11時33分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):シャープ、川崎汽船、丸山製など

シャープ<6753>:290円(前週末比-20円)
売り先行。鴻海と進めてきた資本提携交渉は、3月の期限までにまとまらない公算が
大きくなったと報じられている。一部では、公募増資などで最大2000億円規模の資本
増強を行う検討に入ったとも。現在の時価総額は3500億円程度であり、希薄化の余地
が大きいとの見方につながっているようだ。また、鴻海との交渉には不透明感も強ま
ってきていたが、改めて再建の先行きに対する懸念も強まる方向に。

川崎汽船<9107>:199円(同+17円)
大幅高。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「イコールウェイト」から「オ
ーバーウェイト」に格上げ、目標株価は100円から360円にまで引き上げている。海運
セクターの投資判断も「Cautious」から「Attractive」に引き上げているが、なかで
も同社をトップピックと位置づけている。需給逼迫によるコンテナ船事業の回復期待
は株価に織り込まれていないと指摘。目標株価は先週末終値の約2倍の水準であり、
インパクトなども高まる方向へ。

丸山製<6316>:287円(同+71円)
急伸。農業関連銘柄として短期資金の関心が続く格好になっている。日米首脳会談を
受けて、日本がTPP交渉参加に踏み出すとされ、近く正式に表明される見通しと伝わ
っている。これに伴い、農業強化策などへの期待感も高まる状況となり、とりわけ、
農地の集約化などがメリットとなり得る農業機械株に関心が向かう格好へ。


ユニーGHD<8270>:674円(同-10円)
さえない。メリルリンチ(ML)では投資判断を「買い」から「アンダーパフォーム」
に2段階格下げ、目標株価も730円から660円に引き下げている。サークルKサンクスの
販売低迷が続いているが、GMS事業においても販売に力強さがなく、コンビニの不振
を相殺する勢いはないもよう。コンビニとGMSのシナジー効果は今後2年で顕著に発現
する可能性も低いと指摘へ。

内田洋行<8057>:253円(同-7円)
さえない。同社は先週末に中間期業績予想の下方修正を発表している。営業損益を
3.5億円の赤字から9.3億円の赤字に下方修正、首都圏大型ビル供給後の連鎖移転の端
境期であったこと、一部の大型システム開発受託案件のサポート効率が悪化したこと
などが、下振れの背景に。なお。政府の大型補正予算による文教関連の需要増が見込
めること、首都圏を中心にオフィス関連分野の受注状況が堅調であることから、通期
予想は据え置きとしている。

SMC<6273>:15890円(同+420円)
買い優勢の展開。ドイツ証券では同社の投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上
げ、目標株価も12750円から20000円に引き上げている。半導体市場向け事業は底打ち
感が広がっているほか、来期に向けた半導体メーカーの設備投資も、市場が危惧する
ほど低水準ではなく、来期には過去最高益を更新する見通しとしている。半導体市場
の回復後は株主還元策の見直しにも期待したいと。

レーサム<8890>:95300円(同+7200円)
買い先行。政府が、次期日銀総裁にアジア開発銀行の黒田氏を起用する人事案を固め
たと報じられたことが材料視されている。黒田氏は積極的な金融緩和論者として捉え
られ、あらためて追加金融緩和期待の高まりから、金融緩和メリット株に資金が向か
っている。本日は同社のほか、いちごHD<2337>やコスモスイニシア<8844>など、新
興不動産株の上昇が目立つ。

ベルグアース<1383>:1269円(同+75円)
買い先行。先週末に開催された日米首脳会談において、TPP(環太平洋経済連携協
定)について「一方的に全ての関税撤廃をあらかじめ約束することを求められるもの
ではない」との共同声明が発表されたことが材料視されている。安倍首相が「聖域な
き関税撤廃は前提ではないことが明確になった」と言明したことで、TPP交渉への
参加の可能性が高まり、同社など農業関連銘柄に関心が高まる格好に。

イリソ電子<6908>:1616円(同+89円)
強い動き。いちよしが投資判断「A」を継続し、フェアバリューを1700円から2000円
へと引き上げたことが材料視されている。車載用コネクタ拡販を中心とする中期的な
見方に変更はないと評価。米ドルに対する1円の円安は年間売上高を1.2億円、同営業
利益0.6億円の増加要因になることを織り込み、14年3月期の予想営業利益を33億円か
ら38億円へと増額修正へ。

ラクオリア創薬<4579>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。欧州において、EP4拮抗薬の特許査定を受領した発表したこ
とが材料視されている。EP4拮抗薬は、慢性炎症性疼痛をはじめ、急性痛、がん、
自己免疫疾患に有効性が期待されると。既に日本、米国など数ヵ国で物質特許権を有
しており、今回の特許査定によって、欧州でも知的財産権が強化される。


タカラBIO<4974>:1390円(同+73円)
買い優勢。マザーズ市場では時価総額トップの同社、2位のナノキャリア<4571>な
ど、バイオ関連株の上昇が目立っている。時価総額上位銘柄の強い動きが牽引役とな
り、マザーズ指数の上昇率は約4%に達している。先週末には再生医療市場の拡大見
通しのほか、政府がiPS細胞を使った再生医療研究や新薬の開発などを進める新組
織を設立する検討に入ったとも伝わり、あらためてバイオ関連に関心が高まっている
ようだ。

(フィスコ)


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