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『週刊ダイヤモンド』特別レポート

中東大戦争勃発の懸念拡大で、石油危機再来か

週刊ダイヤモンド編集部
2008年3月17日
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1948年から紛争が繰り返されるイスラエル、パレスチナの雲行きがまたも怪しくなってきた。周辺の中東諸国を巻き込んだ大戦争に発展すれば、オイルショック再来は確実である。

 中東は今、複数の戦線を持つ広範囲な戦争が始まりそうな危機にある。イスラエルと、南隣のパレスチナのガザを支配するイスラム主義武装勢力のハマスとの緊張が高まっている。同時にイスラエルは、北隣にあるレバノン南部を支配するイスラム主義武装勢力のヒズボラや、ヒズボラを支援しているシリアとも戦争しそうな状況となっている(地図参照)。

http://www.telegraph.co.uk/opinion/main.jhtml?xml=/opinion/2008/03/08/dl0802.xml

中東全域を巻き込む大戦争突入? イスラエル、パレスチナを取り囲む勢力地図 ハマスとヒズボラ、シリアは、いずれもイランの傘下にある。イランは以前から、ハマスとヒズボラに代理戦争をやらせてイスラエルを潰そうと狙ってきた。すでに2006年夏には、ヒズボラとイスラエルが約1ヵ月間戦争し、戦火がシリアやイランを巻き込む直前、危機感を抱いたイスラエルが停戦に動き、大戦争が寸前で回避された経緯がある。

http://tanakanews.com/g0822israel.htm

 その後2年近くたち、イラン核兵器開発疑惑や米軍のイラク占領などをめぐる状況がイランに有利に働くなかで、ハマス・ヒズボラ・シリア・イランというイスラム側4勢力がイスラエルに立ち向かう中東大戦争の構図が再燃している。

http://www.guardian.co.uk/world/2008/mar/09/israelandthepalestinians1

 米国は中東の緊張が高まった2月末からレバノン沖に数隻の軍艦を派遣している。イラクには約14万人の駐留米軍がおり、イスラエルが4勢力と戦争になれば、米軍はイスラエル側に立って参戦するだろう。中東大戦争は、確実に中東を広範囲に破壊し、無数の死者を出す。

http://www.debka.com/headline.php?hid=5064

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