中国 2013年3月15日

北京は不動産バブル真っ盛り!
果たして今から買うべきか否か?
---破格物件レポート付------

1974年、鹿児島県生まれ。邱永漢氏に師事し、2005年より、チャイニーズドリームを夢見て北京で製パン業を営む荒木氏が北京の現状をレポート。前回の『北京の大気汚染の原因を突き詰めた!?緊急レポート! 北京の一般家庭の暖房事情』に続き、北京の不動産高騰の現状を動画付でレポートします!

日本の感覚では高すぎるマンションが…

 日本の知人から、よくこんなことを言われる。

 「北京に8年もいてなんで不動産買わなかったの? もったいない(バカじゃないの?)」

 たしかに私は、中国で不動産を買う資格を持っている(中国で一定期間の就労または滞在、所得税の納付証明書等)。だが考えてみれば、私が来た2004年~05年の頃はそんな資格(というか条件)なんて意味がなかった。買おうと思えば、誰でも中国の不動産は買えたからだ。

 でも、私は買わなかった。

 理由は簡単だ。高すぎると思ったからだ。

 日本のマンションや戸建ての相場が頭に入っていると、中国のマンションは非常にクオリティが劣る。良くも悪くも、人間なんでも無意識のうちに、自分の頭の引き出しにある記憶をもとに目の前のものの価値を定めてしまう。

約10年で価格は5倍に!

 2004年に成都にはじめて降り立った。

 私の仕事場は成都市のど真ん中で、まわりはものすごい勢いでオフィスビルや商業ビルやマンションの建築が進んでいた。

 その当時、成都市街のど真ん中のマンションは、1平米あたり4000元(1元14円で計算すると5万6000円)前後だったと記憶している。その場所は、2013年現在では2万元を優に超えていると聞く。ざっと5倍も値が上がったことになる。

 北京も負けてはいない。

 2005年に北京へ拠点を移した当時、韓国人の夫と日本人の妻というご夫妻と仲良くさせていただいた。その夫婦は、私の知人には珍しくマンションを購入した。

 値段を聞いて驚いた。100平米超の3LDKだったと記憶しているが、日本円で3000万円近くもしたというのである。

 よく買ったな、と思った。

 が、今はあのマンションいくらの値が付くのか。うぅ、羨ましい。


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橘 玲(Tachibana Akira) 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『(日本人)』(幻冬舎)、『臆病者のための株入門』『亜玖夢博士の経済入門』(文藝春秋)、『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』(ダイヤモンド社)など。
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