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3月21日 11時34分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):関西電力、岩谷産業、不動産セクターなど

関西電力<9503>:795円(前日比+37円)
買い優勢。原子力規制委員会では、大飯原発3、4号機の運転を今年9月まで認める方
針を示したと報じられている。7月に導入する新安全基準は当面適用しないもよう。
これまで厳格な対応が目立っていたものの、今回の方針は現実路線への軌道修正と受
け止められる状況にも。電力株全般に先行き懸念が低下する格好となっている。


岩谷産業<8088>:475円(同+80円)
ストップ高。水素ステーション関連として物色されているもようだ。本日の一部特集
記事では、燃料電池車に水素を補給する実証施設が今春、新たに3ヶ所出来るなどと
伝わっている。また、15年に燃料電池車が発売されれば、水素を供給するインフラ関
連市場も膨らみ、製造設備や1万ヶ所のステーション整備で10兆円以上に達する可能
性があるなどとのコメントも紹介されている。関連銘柄の一角として、今後の活躍余
地の高まりが意識される状況にも。

不動産セクター
さえない。最近では、クレディ・スイス(CS)、バークレイズがセクター判断を格下
げ、本日はモルガン・スタンレー(MS)が「アトラクティブ」から「インライン」に
引き下げており、投資判断格下げの動きも目立ってきている。短期的な過熱感、出尽
くし感に対する警戒も強まりつつはあるようだ。MSでは、株価の割安感は乏しく、今
後は賃料の上昇が株価上昇には必要としている。

津田駒<6217>:188円(同+12円)
急伸。一部の証券紙で取り上げられており、個人投資家の関心が高まる状況のもよう
だ。第1四半期の受注高は70億円を上回り、前四半期からは急増のもようとされてい
る。上半期受注計画である155億円、前年同期比28%増は超過ペースで推移している
もようだとも。中国関連の材料株ではペガサスミシン<6262>なども高い。


山洋電気<6516>:665円(同+100円)
ストップ高。東証1部への指定承認を一昨日に発表、今後の需給妙味などを先取りす
る動きとなっている。一部試算では、TOPIXリバランスで7.8億円、138万株の買い需
要が発生とされているようだ。3月26日に東証1部指定で、需給発生日は4月26日とみ
られる。

ダイキン工業<6367>:3970円(同-105円)
さえない。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アンダー
パフォーム」に格下げしている。目標株価は3300円を据え置きへ。現在のPER水準は
ドル100円に基づく15.3期の業績まで織り込んだ印象があるとの見方。買われ過ぎの
印象であり、空調機事業の明確なる利益改善の道筋が見えること、新興国における利
益率の改善などが今後は必要と。

IHI<7013>:300円(同-2円)
さえない。低品位炭である「褐炭」を使って、低コストで発電する技術の実用化にメ
ドをつけたと報じられている。新興国などで1000億円規模の受注を狙うとも。直近で
は、政府が石炭火力発電を推進するとも伝わっている。一方、JPモルガン(JPM)で
は投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げ、足元の好材料は
一旦株価に織り込まれたとしている。

ラック<3857>:639円(同+56円)
大幅高。昨日、韓国の放送局や銀行などでサーバーが一斉にダウンしたことを受け
て、情報セキュリティ関連の一角として思惑的な物色が強まっているようだ。ハッキ
ングにより不正プログラムが仕掛けられたとみられ、韓国政府はサイバー攻撃とみて
北朝鮮の関与の有無などを調べているもよう。なお、同社のほか、セキュアヴェイ
<3042>なども買い気配からのスタートとなっている。

興研<7963>:2394円(同+400円)
ストップ高。一般家庭向け市場への参入が報じられたことが材料視されている。防じ
んマスク「ハイラック」シリーズは、PM2.5の25分の1以下の微細な粒子にも対応し
ており、インターネットや店頭で販売が急増しているもよう。工業用マスクが一般消
費者の間で人気が高まっているため、知名度向上を生かし、月数百万個の販売を目指
すようだ。

ナノキャリア<4571>:409500円(同-13000円)
売り優勢。同社のほか、OTS<4564>やカイオム<4583>、UMN<4585>など、バイオ
関連株が一斉安となっている。目立った材料はないが、本日はガンホー<3765>が売買
を伴って戻り歩調を強めているほか、アイフル<8515>などノンバンク株の上昇も目立
ち、短期資金の流出に伴って換金売りに押される状況のようだ。なお、同社について
は19日に今期の赤字縮小見通しを発表しているが、開発費の期ずれなどが背景となっ
ており反応は限定的に。

スカイマーク<9204>:367円(同+15円)
買い先行。13年3月期経常利益は、前期比で約5割減の75億円前後になりそうだと報じ
られたことが材料視されている。割引運賃の最低価格を全路線で1万円に引き下げた
ことで集客が想定を上回り、従来予想の64億円より減益幅は縮小するもよう。格安航
空会社(LCC)の競争激化による減速は織り込み済みとみられるほか、コンセンサ
スの67億円前後を上回り、過度な警戒感が後退へ。

(フィスコ)


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