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短答直入

新薬価制度の導入で革新的な新薬開発が加速 ドラッグラグも解消へ向かう
日本製薬団体連合会会長(アステラス製薬会長) 竹中登一

2010年1月27日
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竹中登一
日本製薬団体連合会会長(アステラス製薬会長) 竹中登一
Photo by Kazutoshi.Sumitomo

──新たな薬価制度(新薬創出・適応外使用薬解消等促進加算)の試験導入が2010年度からに決まった。特許期間中の薬価を維持する代わりに、特許が切れて後発医薬品が出た長期収載品の薬価が大幅に下がる。従来、2年おきにほぼすべての薬価が下がっていたシステムが改善され、新薬の開発資金が早期に回収しやすくなる。

 イノベーションが適切に評価される制度として理解が進み、大変感謝している。
 この制度で、製薬会社に求められている2つの使命をまっとうできる環境が整う。第1は創薬。世界にある病気の4分の3には、いまだ効果的な薬がない。それらアンメット・メディカルニーズを充足する革新的な新薬を開発する。第2は未承認薬などの解消。海外の既承認薬で日本への導入が必要と判断される薬が多くある。これらの研究開発や承認取得を進める。また、新制度により日本で投資回収のメドがつきやすくなり、海外企業の投資優先度も上がるだろう。

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