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ようやく根づき始めた「Twitter」に改めて注目

【第58回】 2009年7月2日
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 140文字以内の“つぶやき”を投稿するミニブログ「Twitter」。日本版のリリースは2008年からだが、今年になってユーザー数が急増している。

 とはいえ、実際に使ってみると「誰からも返信が来ない」「たくさんの著名人の発言を追いかけていたら、多すぎて読むのが面倒になった」「情報が雑多で整理できない」といった不満を持つことはないだろうか。結局、友人とのコミュニケーションはSNSやIMで、ニュースなどの配信はRSSリーダーで事足りると感じて、「Twitter」アカウントは放置したまま、というユーザーも多いかもしれない。

「Twitter」のつぶやきを見やすく分類表示してくれる「TweetDeck」。

 だが、「Twitter」を上手に使いこなせば、実はブログやチャット、情報の受発信などを一元化することができる。例えば、「なかなか友人が増えない」とお悩みの方であれば、「twicco」というコミュニティサイトへの登録がお薦めだ。趣味系のコミュニティに参加すれば、簡単に同好の士を見つけることができる。

 「仕事に必要な情報が知りたい」ということであれば、各ニュースサイトのアカウントを追いかける(フォローする)。IT系のニュースサイトはもちろん、最近では「朝日新聞」なども公式アカウントを取得し、最新ニュースの配信を行っている。あるいは、お得な買物情報が知りたければ、「Yahoo! JAPAN Shopping」などをフォローするとよい。日本気象協会のアカウントをフォローすれば、天気予報を知ることも可能だ。

 ただし、フォローするアカウントの数が多くなると、あっという間に「情報が雑多すぎて整理できない」という事態に陥ってしまう。そんなときに重宝するのが、ネット上に公開されている各種クライアントアプリだ。

 例えば「TweetDeck」は、自分がフォローしているユーザーを任意のグループに分類して表示してくれるアプリ。「友人」「参加コミュニティ」「ニュース」といった具合に表示列を分けるだけで、情報の取捨選択は驚くほどたやすくなる。他にも、発言をツリー表示にしてくれるクライアントや、Windowsのサイドバーガジェットとして動作するもの、ブラウザのアドオンとして利用できるツールもある。

 「Twitter」は今や、主要な情報収集アイテムであると同時に、「個」と「企業」(「組織」)とを橋渡しする役割も担ってきている。米Dell社が、「Twitter」通じて300万ドルを売り上げたというニュースは記憶に新しい。今後も「Twitter」ユーザー限定商品の販売や、サービスを打ち出す企業は後を絶たないに違いない。

 たんなる“つぶやき”を“有益な情報”に変える。「Twitter」を巡るビジネスチャンスは、日本ではこれからが本番。まずは実際に、その便利さを体感していただきたい。

(中島 駆)

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