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4月5日 11時33分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):大手不動産各社、三菱UFJ、T&DHDなど

大手不動産各社
三井不動産<8801>や三菱地所<8802>など大手不動産各社は軒並み買い気配からのスタ
ート。前日に日銀の発表した追加金融緩和策が引き続き評価される展開に。長期金利
が過去最低水準に低下するなど、金融緩和メリットへの期待感が一段と高まる状況と
なっている。ドイツ証券では、大手各社の目標株価を一斉に引き上げ。実質金利マイ
ナスの世界は依然として織り込まれておらず、今後は賃料の上昇も期待できることか
ら、足元の上昇は序章に過ぎず、本格的な上昇期はこれからと指摘へ。

三菱UFJ<8306>:617円(前日比+39円)
大幅高。日銀の追加緩和策を受けた全体相場の上昇に連れ高する展開となっている。
みずほ証券では、長期金利の低下は、貸出収益や債券のインカムゲインにはマイナス
に作用するが、それ以上に、先行きの景気期待に伴う貸出の増加、手数料増加、債券
売却益の増加など、全体的なインパクトとしてはポジティブと捉えている。特に、大
手行の中では、債券ポートが大きく、国際部門も大きい同社の恩恵が大きいとしてい
る。

T&DHD<8795>:939円(同-88円)
大幅安。同社のほか、第一生命<8750>やソニーFH<8729>など生保各社の下げが際立っ
ている。日銀の追加緩和策を受けて、超長期金利の低下が一段と加速化すると見込ま
れるため、利ざやの悪化によるEVの減少が警戒されている。とりわけ、同社や第一生
命は金利変動によるEV感応度が相対的に高いとされているようだ。バークレイズで
は、金利反転が株価上昇には必須の条件、金利の先行き見通しが描きにくい中では損
保株の方が魅力的と判断している。

7&iHD<3382>:3495円(同+405円)
一時ストップ高まで上昇。同社は前日に決算を発表、前2月期営業利益は2956億円で
前期比1.2%増益、従来予想の3080億円は下回る着地になった。一方、今期は3400億
円で同15.0%増益の見通し、会計方針の変更といった押し上げ要因はあるものの、期
初の段階での2ケタ増益見通しにはポジティブなインパクトが強まっている。今期増
配も期初から発表している。ゴールドマン・サックス(GS)やメリルリンチ(ML)な
ど目標株価引き上げの動きが相次いでいるようだ。

レーサム<8890>:209900円(同+27900円)
買い気配から。同社やいちごHD<2337>など、新興不動産株が軒並み買い気配からの
スタートとなっている。日銀が量的・質的金融緩和の導入を決定したことを受けて、
新興不動産株については中長期的な金融緩和メリットが意識される格好に。東証1部
市場では大手不動産株も買い気配からのスタートとなっているほか、東証REIT指
数も4%超の大幅高に。

UMN<4585>:4305円(同-195円)
反落。同社やアンジェス<4563>、カイオム<4583>など、バイオ関連株が軟調。前日か
らの急速な円安進行に伴い、景気敏感系の大型株に物色が強まる中で、直近で上昇の
目立っていたバイオ関連株からの資金シフト傾向が強まる格好に。バイオ関連株の上
値が重い中で、マザーズ指数の上昇率は1%弱に留まり、日経平均の3%超を大きくア
ンダーパフォームしている。

エムティーアイ<9438>:828円(同-38円)
さえない。野村が投資判断を「ニュートラル」から「リデュース」へ、目標株価を
1000円から660円へとそれぞれ引き下げたことが嫌気されている。モバイル・コンテ
ンツで同社が再び競争力を取り戻すまでは、株価は平均的なパフォーマンスを下回る
公算が高いと指摘。1-3月期は広告宣伝費の増加により、2.4億円の営業損失に転じる
と予想している。

竹内製作<6432>:1700円(同+95円)
買い先行。ドル・円が96円台半ば、ユーロ・円が124円台後半まで急速に円安進行と
なっていることが材料視されている。同社については海外売上高比率が高いことか
ら、円安メリットをあらためて意識へ。また、本日は日立建<6305>の14年3月期営業
利益が大幅増益になるとの観測報道が伝わっており、建機関連の一角である同社にも
買い安心感が高まる格好に。

ジェイアイエヌ<3046>:5220円(同+360円)
大幅反発。今期営業利益見通しを49億円から67億円へと上方修正したことが好感され
ている。花粉症対策のメガネなど、機能性を高めたメガネの販売が大幅に伸びたこと
が背景。1月の第1四半期決算時点でも上方修正を発表しており、再度の上振れを評価
へ。また、野村が投資判断「バイ」を継続し、目標株価を6200円から6700円へと引き
上げたことも支援材料に。

(フィスコ)


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