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4月5日 16時40分
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フィスコ

三菱UFJ、7&iHDなど

不動産セクター
大手各社は軒並み買い気配からのスタート。前日に日銀の発表した追加金融緩和策が
引き続き評価される展開に。長期金利が過去最低水準に低下するなど、金融緩和メリ
ットへの期待感が一段と高まる状況となっている。ドイツ証券では、大手各社の目標
株価を一斉に引き上げ。実質金利マイナスの世界は依然として織り込まれておらず、
今後は賃料の上昇も期待できることから、足元の上昇は序章に過ぎず、本格的な上昇
期はこれからと指摘へ。
生保各社
生保3社の下げが目立つ状況に。日銀の追加緩和策を受けて、超長期金利の低下が一
段と加速化すると見込まれるため、利ざやの悪化によるEVの減少が警戒されてい
る。とりわけ、同社や第一生命は金利変動によるEV感応度が相対的に高いとされて
いるようだ。バークレイズでは、金利反転が株価上昇には必須の条件、金利の先行き
見通しが描きにくい中では損保株の方が魅力的と判断している。また、JPモルガン
では、日銀の政策変更を受けて各社の投資判断を揃って「オーバーウェイト」から
「ニュートラル」に格下げしている。今後2年間は長期金利が低水準にとどまりそう
であり、株価EV倍率が理想的な水準に戻ることは遅れるとの判断。さらに超長期金
利が低下すれば、4月以降の新契約のマージンも低下するリスクと。なお、第一生命
<8750>は目標株価を207000円から163000円に、ソニーFH<8729>は2300円から1700円
に、T&DHD<8795>は1760円から1250円にそれぞれ引き下げ
ている。

<8306>  三菱UFJ  607  +29
大幅高。日銀の追加緩和策を受けた全体相場の上昇に連れ高する展開となっている。
みずほ証券では、長期金利の低下は、貸出収益や債券のインカムゲインにはマイナス
に作用するが、それ以上に、先行きの景気期待に伴う貸出の増加、手数料増加、債券
売却益の増加など、全体的なインパクトとしてはポジティブと捉えている。特に、大
手行の中では、債券ポートが大きく、国際部門も大きい同社の恩恵が大きいとしてい
る。

<3382>  7&iHD  3400  +310
一時はストップ高まで上昇。前日に決算を発表、前2月期営業利益は2956億円で前期
比1.2%増益、従来予想の3080億円は下回る着地なった。一方、今期は3400億円で同
15.0%増益の見通し、会計方針の変更といった押し上げ要因はあるものの、期初の段
階での2ケタ増益見通しにはポジティブなインパクトが強まっている。今期増配も期
初から発表している。ゴールドマン・サックス(GS)やメリルリンチ(ML)など目標
株価引き上げの動きが相次いでいるようだ。

<8804>  東京建物  857  +150
ストップ高。全面高となっている不動産セクターの中でも強い動きが目立っている。
クレディ・スイスでは投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上
げ、目標株価は460円から740円に引き上げている。株価は依然として解散価値を下回
っているが、NAVPSからのディスカウント要因は解消しているとの指摘。加え
て、利益の質の向上とオフィス市況の回復が株価の上昇要因になるとしている。

<2685>  ポイント  4185  -700
ストップ安。前日に決算を発表、前2月期の営業利益は97億円で前期比21%減、従来
予想は99億円であった。今期は101億円で同4%増益の見通し、市場コンセンサスは
110億円前後であったと見られる。また、TA社、N9社の吸収合併も発表してい
る。JPモルガンでは、今期業績見通しは保守的だが、N9吸収などグループ戦略の
内容・進捗の精査は必要としている。目標株価達成もあって、ファーカスリストの
Most Preferred 銘柄からは削除しているようだ。

<6305>  日立建機  2070  +99
大幅高。今期の業績観測報道が伝わっており、好感される格好になっている。営業利
益は830億円前後で、前期見込み比で5割近く増加する見通しと。為替の円高修正の動
きが寄与するほか、中国での建機販売も底打ちが見込めるとしているもよう。市場コ
ンセンサスは650億円レベルであり、観測報道の数値にはインパクトが強い状況。

<5713>  住友鉱  1204  -49
さえない。2013.3期の経常利益は前期比8%減の1000億円前後になり、従来予想を約
50億円上振れたもようと伝わっている。為替の円安効果が主因となっている。また、
今期も2割増益となる1200億円前後まで拡大の見通しと。ただ、前期、今期と市場コ
ンセンサスの範囲内でインパクトは乏しい状況。昨日も金市況やニッケル市況が下落
しているなど、足元での資源価格の軟化傾向もマイナス視へ。

<6472>  NTN  226  -2
さえない。株式市場が大幅高となる中、景気敏感株の一角などには上値の重さが目立
つものも多くなっている。同社に関しては、クレディ・スイス(CS)が投資判断を
「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に格下げしており、マイナス材料にも
つながっているようだ。株価には構造改革策が織り込まれた反面、前期業績予想の下
方修正リスク、繰延税金資産の取崩し、今年度の無配継続といった悪材料を内包して
いると指摘。株価は割高と判断しているようだ。 

(フィスコ)


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