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4月11日 11時34分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):シャープ、パナソニック、ファーストリテなど

シャープ<6753>:311円(前日比+21円)
急伸。前期下半期の営業損益は200億円強の黒字になったもようとの観測報道が伝わ
っている。人員削減などによるコストの減少、サムスン向けのパネル販売増加などを
背景に、従来予想の138億円の黒字を上回ったようだ。方向性は織り込まれていたと
みられるが、銀行の支援継続に不可欠とされた下期の黒字化達成で、改めて安心感が
高まる格好に。

パナソニック<6752>:713円(同+33円)
買い優勢。JPモルガン(JPM)では投資判断を新規「オーバーウェイト」、目標株価
を800円としている。市場の期待値は低下しているが、2013年度と2014年度に業績は
大幅に回復すると予想しており、最近の株価調整は買いの好機を提供していると判
断。国内市場へのエクスポージャーが高いため、日本のマクロ経済回復の恩恵などは
大きいとみているようだ。

ファーストリテ<9983>:33650円(同+150円)
伸び悩む展開。全般的に輸出関連株や景気敏感株に資金がシフトするなか、ここまで
の上昇が目立っていた内需の一角には利益確定の動きが強まる格好に。また、本日の
引け後に上半期の決算発表を予定しており、様子見ムードにもつながっているよう
だ。足元の既存店売上好調を映して、上半期営業利益は会社計画960億円に対して
1015億円程度が市場コンセンサスとなっている。3月の既存店発表以降では、メリル
リンチ(ML)が1000億円、JPモルガン(JPM)が1044億円などと予想している。


JR東海<9022>:11670円(同+590円)
上昇が目立つ。シティでは投資評価を「2」から「1」に格上げ、目標株価も9200円か
ら13000円に引き上げている。新幹線収入拡大に加え、修繕費も想定以下にとどまる
見込みのため、当面は高水準の業績推移が予想できるとしている。金融緩和策は中央
新幹線建設に向けての財務リスク軽減の観点からプラスとも。不動産銘柄からのシフ
トでは最有力と位置づけているようだ。

三菱重工<7011>:668円(同+37円)
大幅続伸。500-550円のボックスレンジを突破以降、上昇ピッチが早まる展開となっ
ている。UBSでは投資判断「バイ」継続で、目標株価を530円から800円まで引き上げ
ている。今までの様々な構造改革が収益へ結びつく可能性を株式市場が織り込み始め
たと指摘。為替が現状水準を維持すれば、今期営業利益は過去最高益水準に近づく可
能性があるとも。

昭和電工<4004>:151円(同-8円)
軟調。1-3月期営業利益は約50億円、前年同期比ほぼ半減になったもようとの観測報
道が伝わっている。パソコン需要の低迷で、主力のHDD用磁気ディスクの出荷が苦戦
したもよう。市場コンセンサスは60億円弱の水準であったとみられる。昨日は同社を
含め、TDK<6762>、日本電産<6594>、HOYA<7741>、ニッパツ<5991>など、HDD関連各社
の強い動きが目立っていたが、ゴールドマン・サックス(GS)では、足元のHDD数量
は想定以上に堅調だが、在庫変動要因が主因であり、関連株全体に業績期待が高まる
内容ではないと指摘している。

サイゼリヤ<7581>:1255円(同-53円)
さえない。同社は前日に上半期の決算発表、並びに通期業績予想の下方修正を発表し
ている。上半期営業利益は34.2億円で前年同期比13.5%減益、従来予想の45億円を大
きく下振れ。つれて、通期予想は従来の110億円から85億円に下方修正へ。円安によ
る材料費の上昇などが響く形に。ゴールドマン・サックス(GS)では、本来PBメニュ
ーであればメニューや仕様変更で為替の影響はある程度緩和可能だが、同社の場合、
長年継続して価格とメニューが固定化しているため難しい状況と指摘している。


東京個別指導学院<4745>:229円(同+20円)
急伸。前日に発表している決算内容が評価材料につながっている。前2月期営業利益
は7.2億円で前期比2.1倍、従来予想の6.3億円を上回る着地に。また、今期は9.0億円
で同26%増益の見通し、四季報予想の7.6億円などを大幅に上回る格好となってい
る。iPad利用の映像学習を5月から全教室に導入と発表するなど、特徴あるサービス
の積極的な展開力なども評価へ。

SMK<6798>:293円(同+30円)
急伸。一部証券紙が注目銘柄に取り上げている。個人投資家の関心の高まりにつなが
っているようだ。カーナビ向けタッチパネル、欧米メーカー向けケーブルテレビ端末
用リモコンなどを中心に、受注は足元で好調に推移としている。今期の業績変化率、
1倍割れのPBR水準などに注目とも。

ウエストHD<1407>:2742円(同+97円)
大幅反発。上期の営業利益見通しを16.1億円から30.8億円へ、通期見通しを38.3億円
から61.7億円へと大幅に上方修正したことが好感されている。再生可能エネルギーの
全量買取制度などを追い風に、産業用太陽光発電システムの需要が飛躍的に拡大した
ことなどが背景となっている。ただし、第1四半期の好決算を発表以降は上方修正期
待が高まっていたとみられ、買い一巡後はやや伸び悩む格好にも。

竹内製作<6432>:1992円(同-118円)
売り優勢。昨日本決算を発表し、今期売上高は前期比14%増の468億円、営業利益は
同86%増の26億円と大幅な増収増益が見込まれている。ただし、足元の円安進行を背
景に好決算期待が先行していたとみられ、決算発表の通過によって出尽くし感が意識
される格好に。なお、今期の想定為替レートはドル・円が90円、ユーロ・円が120円
となっている。

いちごHD<2337>:100000円(同-19200円)
下げ目立つ。同社やレーサム<8890>、プロパスト<3236>、コスモスイニシア<8844>な
ど、新興不動産関連株が総じて軟調。日銀が追加の金融緩和策を発表以降、金融緩和
メリット関連の一角として新興不動産関連株は急伸となっており、短期的な過熱感か
ら利益確定売りが膨らむ状況に。なお、本日は東証REIT指数も約1.4%の下落と
なっている。

ACCESS<4813>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。米アップルへのライセンス提供に関する契約を締結したと発表
したことが材料視されている。今回のライセンス契約には、同社が保有するスマート
フォンの機能に関する特許が含まれていると。第1四半期に約10億円の売上を計上す
るほか、営業利益、経常利益それぞれに約10億円を計上する予定で、業績上振れ期待
も高まる格好に。

ガンホー<3765>:388000円(同+11500円)
続伸。同社やクルーズ<2138>など、ネット関連の一角に出遅れ修正の動きが継続して
いる。景気敏感セクターを中心に出遅れ感のある銘柄を探る動きが続く中で、直近で
物色の圏外に置かれていたネット関連などにも物色が波及する格好に。また、昨晩の
米国市場では、フェイスブックが約4%高となったことも支援材料となり、東証1部で
はDeNA<2432>が約5%高となっている。

(フィスコ)


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