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新聞・週刊誌「三面記事」を読み解く

大学受験にはTOEFLの受験も必要に?
グローバルな人材を育成するためなんだそうです

降旗 学 [ノンフィクションライター]
【第28回】 2013年4月19日
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 さとり世代と言うらしい。ゆとり世代に代わる新しい世代分けだ。

 ネット掲示板の“2ちゃんねる”で、元日経新聞記者の故山岡拓さんの著書『欲しがらない若者たち』に関するスレッドが立てられたのが発端なのだそうだ。

 本の内容に照らしあわせ、誰かがゆとり世代に引っかけて“さとり世代”と書き込んだところ、多くの支持を得たとのことだ。それを、やはり2ちゃんねるの元管理人西村博之さんがツイートし、ネット上で拡散した。

 「『さとり世代』。
 結果のわかっていることに手を出さない。
 草食系。
 過程より結果を重視。
 浪費をしない」

 こういった性向にある若者を指すのだという。

 が、私にはどうにもわからないことがあって、ゆとり世代とは、主に一九八〇年代半ば以降に生まれ、二〇〇二年から二〇一〇年の学習指導要綱で学校教育を受けた年代……、現在一〇代から二〇代半ばにさしかかる人たちを言うが、さとり世代も同年代を言うのだそうだ。

 どうやら、同年代の一方を“ゆとり”と言い、他方を“さとり”と呼んで分けているみたいなのだが、ゆとりとさとりでは何が違うのかが、私にはわからない。

 博報堂若者生活研究室アナリストの原田曜平さんは、朝日新聞の取材を受け、こんなふうに応えている。

 「『ゆとり世代』はダメな若者を指す言葉になったが、『さとり世代』は、ゆとり教育を受けつつ、さらに勉強をし、現実的な将来を見通す賢い集団でもある。だからこそ、結果をさとらざるを得なかった」

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降旗 学[ノンフィクションライター]

ふりはた・まなぶ/1964年、新潟県生まれ。'87年、神奈川大学法学部卒。英国アストン大学留学。'96年、小学館ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞。主な著書に『残酷な楽園』(小学館)、『敵手』(講談社)、『世界は仕事で満ちている』(日経BP社)他。


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三面記事は、社会の出来事を写し出す鏡のような空間であり、いつ私たちに起きてもおかしくはない事件、問題が取り上げられる。煩瑣なトピックとゴシップで紙面が埋まったことから、かつては格下に扱われていた三面記事も、いまでは社会面と呼ばれ、総合面にはない切り口で綴られるようになった。私たちの日常に近い三面記事を読み解くことで、私たちの生活と未来を考える。

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