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4月24日 11時36分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):日本電産、商船三井、ユーグレナなど

日本電産<6594>:6300円(前日比+280円)
買い先行。同社は前日に決算を発表、前期営業利益は176億円で従来予想の200億円を
下回った。また、今期は700億円と大幅増益を計画しているが、市場予想をやや下回
る状況となっている。ただ、業績懸念の強まりから、相対的に株価パフォーマンスは
さえない状態が続いていたため、決算発表がアク抜け感にもつながる格好のようだ。
加えて、本日には決算説明会なども予定されており、見直しのきっかけにつながると
の期待感も先取りする動きへ。

商船三井<9104>:383円(同+14円)
しっかり。円高修正が追い風となり、経常損益は前期280億円の赤字から今期は500億
円前後の黒字になりそうといった観測報道が伝わっている。円安メリットが意識され
る格好から、海運セクター全般的に強い動きが目立っている。また、本日は海外投資
家の中長期マネーが海運株に流入しているとの観測など、需給思惑も強まる状況のよ
うだ。

建設株
さえない。UBSでは大手各社の投資判断を一斉に格下げ、株価の出遅れ感は解消され
て割高感が強まってきているとの指摘。最悪期は過ぎつつあるものの、利益率の先行
きには不透明感が残るとみているようだ。大成建<1801>、大林組<1802>、清水建
<1803>、鹿島<1812>、前田建設<1824>、戸田建設<1860>などを一斉に格下げ、大林組
は一気に2段
階格下げしている。

住友化学<4005>:313円(同+15円)
大幅続伸。JPモルガン(JPM)では、投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標
株価を360円としている。偏光フィルムの需要回復が短期的に見込まれること、タブ
レットPCやスマホ向けタッチセンサーパネルは設備増強で拡大が見込めること、株価
の出遅れ感が強いことなどを背景としている。

日立ハイテク<8036>:2270円(同+100円)
大幅反発。同社は前日に決算を発表、実績の営業利益は190億円で前期比26%減益、
200億円の従来予想を下回る着地となった。一方、今期は28億円で同48%の増益見通
し、市場コンセンサスとの比較ではインパクトが乏しいものの、相対的に保守的な傾
向が強いだけに、期初段階での大幅増益見通しを素直に好感する流れにも。バークレ
イズでは目標株価を2250円から2600円に引き上げている。

三菱自<7211>:112円(同+7円)
急伸。取引時間中に業績予想の上方修正を発表、前期純利益を従来予想の130億円か
ら380億円にまで増額している。資材費などコストの低減に加えて、為替差益の発生
など営業外損益も好転する状況に。200億円弱の市場予想などを大きく上回る格好と
なっており、今期業績のコンセンサスなども切り上がる状況となっているようだ。


井関農機<6310>:370円(同+27円)
大幅高。政府・自民党では農業の競争力強化に向けた改革案を固めたと伝わってい
る。放置された農地を集約して、農業生産法人などに貸し出す制度を来年度にも導入
する計画のようだ。農地の大規模化につながることになり、機械需要の拡大、機械の
大型化などのメリットを受ける同社には期待感も高まる格好へ。

TAC<4319>:247円(同+50円)
急伸でストップ高。同社は前日に業績予想の上方修正を発表、通期経常損益は2.4億
円の赤字から3.8億円の黒字に増額修正している。Web通信講座の好調、投資有価証券
運用益の拡大などが上振れの背景に。第3四半期までの状況からは、上振れ期待もあ
ったとみられるが、赤字予想から一転黒字までの上方修正にインパクトが先行する状
況のようだ。

ツクイ<2398>:1399円(同-70円)
下落率上位。みずほ証券では投資判断を「買い」から「中立」に格下げしている。目
標株価は1450円に設定のようだ。好調な業績や成長期待を受けて株価は上昇している
ものの、介護保険制度変更の議論が参議院選挙以降は予想される中で、株価の割安感
はなくなってきたと判断しているようだ。

フジHD<4676>:211500円(同+11300円)
強い動きが目立つ。本日はコナミ<9766>なども大きく上昇しており、カジノ関連とし
て物色されているものとみられる。本日、カジノ議連が安倍政権発足後初の総会を開
催する予定となっている。政府に成長戦略への盛り込みを求めるとともに、秋の臨時
国会に議員立法での法案提出を目指すと先に伝わっていた。カジノ議論の盛り上がり
期待を先取りする動きにも。

水道機<6403>:330円(同+24円)
大幅反発。前期営業利益を9.5億円から12.2億円へ、最終利益を7.9億円から12.4億円
へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。個別プロジェクト管理の徹底や比
例費の削減に努め、売上総利益率が改善したことが利益面の押し上げ要因に。また、
記念配当の実施を発表し、前期末配当を1株当たり5円から7円へと引き上げたことも
前向きに評価されている。

トランスG<2342>:1080円(同+121円)
大幅反発。「トラップマウス技術」に関する特許が、中国で成立したと発表したこと
が好材料視されている。同社の基幹技術「可変型遺伝子トラップマウス技術」に関連
する特許群の中で、トラップベクターを含む胚幹細胞、トランスジェニックマウスに
関する特許が成立した。なお、今期業績への影響は軽微で、業績予想に変更はない
と。

ユーグレナ<2931>:8540円(同+1500円)
ストップ高。需給面主導での上値追いが継続し、連日で上場来高値を更新している。
ミドリムシのバイオ燃料などへの応用など、中長期的な成長期待も追い風となり、時
価総額は1000億円台に乗せている。また、明日はマザーズ市場にオークファン<3674>
が新規上場する予定で、本日は同社のほか地盤ネット<6072>などの直近IPO銘柄に
強い動きが目立っている。

(フィスコ)


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