旬を楽しみ、身体が喜ぶ 江戸料理
【第45回】 2013年4月26日 車 浮代

平清盛の誕生の陰に「山芋」あり
世之介も愛した活力の源

 山芋は、できれば土付きの物を買ってください。

 保存性が高いうえ、漂白剤の心配もありません。

長芋納豆
【材料】長芋…30g/納豆…1パック/オクラ…3本/なめこ…1袋/みょうが…2個/醤油…適量
【作り方】 ①長芋は皮をむいて1cm程度の角切りに、オクラはさっと茹でて縦半分に切り、1cm幅に、なめこはサッと茹でて水気を切る。みょうがは千切りにする。②納豆を練って1と混ぜ、醤油をかける。

 どっしりと重みがあるもので、土がついていない山芋の場合は表面に傷がなく、茶色く変色している部分がないものを。

 新聞紙に包んで、野菜室に入れておくと比較的長持ちします。

 また山芋は、皮をむいてすりおろしや千切りにして密封袋に入れておくと、冷凍保存が可能です。

芋酒
【材料】山芋…150g/日本酒…50ml/塩…少々
【作り方】 ①山芋は皮をむいて采の目に切って茹で、水気を切ってすり鉢でする。②1に日本酒と塩を加えて混ぜ、鍋に移してゆっくりと温める。

 一回分ずつ小分けにしておくと、あと一品欲しい時などに便利です。

 皮をむいてすりおろした山芋に、めんつゆと卵を加えて混ぜたとろろ汁を作っておけば、そのまま御飯にかけて「とろろ飯」に、おすましを温めて流し入れれば「すり流し汁」に、小麦粉を加えて焼けばふわふわの「とろろ焼き」に、海苔で巻いて揚げれば「磯辺揚げ」になりますので、ぜひ常備してご活用ください。

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旬を楽しみ、身体が喜ぶ 江戸料理

栄養価の高い旬の食材を、あまり手を加えずにいただく――。これが江戸料理の醍醐味であり、健康長寿につながる正しい食のあり方だと思います。このコラムでは、江戸料理と健康をテーマに、食材ごとの情報とレシピをご紹介していきます。

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