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4月30日 11時37分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):野村HD、ホンダ、ファナックなど

野村HD<8604>:787円(前営業日比+25円)
買い先行の展開。先週末に発表した決算内容が評価材料に。1-3月期の純利益は824億
円、前四半期比較では約4倍の水準、500億円弱であった市場予想も大きく上回る内容
になっている。好業績期待は高かったが、予想以上の好決算といった見方に。また、
年間配当金も6円から8円に、2円の増配としている。さらに、4000万株を上限とした
自己株式の取得も発表へ。モルガン・スタンレー(MS)では、目標株価を780円から
960円に引き上げている。

ホンダ<7267>:3870円(同-140円)
売り優勢の展開。同社は先週末に決算を発表しているが、ネガティブに捉える動きが
先行する格好に。営業利益は前期が5548億円で前期比2.3倍、今期が7800億円で同
43%増益の見通しとなっている。市場予想は前期実績が5600億円程度、今期予想が
8300億円程度であったとみられる。とりわけ、1ドル=95円前提での今期想定比下振
れ予想はマイナス視される状況。円安効果が従来想定よりも縮小する形のようだ。


ケーヒン<7251>:1589円(同-164円)
下げが目立つ。先週末に発表した決算を受けて、失望売り圧力が強まっているもよ
う。前期営業利益は100億円で前期比7.4%減益、従来予想の123億円を下回った。今
期は160億円で同59.8%増益見通しだが、175億円レベルの市場予想を下回っている。
先週末、日信工業<7230>やショーワ<7274>などホンダ系部品メーカーが好決算を受け
て大幅高となり、同社に対しても期待感が波及する展開となっていたため、その反動
も強まる状況のようだ。

ファナック<6954>:14260円(同-1310円)
大幅安。同社は先週末に決算を発表、前期営業利益は1848億円で従来予想の1780億円
を上振れたものの、前期比では17%減益となっている。また、今上半期の営業利益は
620億円で前年同期比39%減益の見通し。コンセンサスは880億円レベルとなっていた
もようであり、市場想定比下振れ見通しをマイナス視する動きに。なお、1-3月期の
受注高は前四半期比20%減の923億円、こちらは市場予想をやや上回っており、悪材
料は出尽しと捉える向きもあるようだ。

TDK<6762>:3510円(同-30円)
売り優勢。先週末に決算を発表、前期営業利益は216億円で前期比16%増益、今期は
300億円で同39%増と大幅増益見通しになっている。実績値は従来予想の190億円を上
回る着地となったが、今期のコンセンサスは470億円程度であり、市場予想比では大
幅な下振れとなっている。為替前提が1ドル=90円など保守的な要素も強いと見られ
るが、ひとまずは売りで反応する展開に。

リコー<7752>:1100円(同-85円)
さえない。先週末に発表した決算が嫌気材料とされている。前期営業利益は634億円
と黒字転換になったものの、従来予想の750億円を大きく下振れ。また、今期は1400
億円で同2.2倍の見通しも、中期計画の1500億円を下回る格好に。実績値のコンセン
サスは会社計画並みであったほか、今期見通しに関しても楽観的なガイダンスと捉え
られているようだ。JPモルガン(JPM)では投資判断を「オーバーウェイト」から
「ニュートラル」に格下げのもよう。

日本車輌製造<7102>:503円(同+80円)
ストップ高と急伸。先週末発表の決算内容が好感されている。前期営業利益実績は20
億円、前期比67.5%減益ながら従来予想の13億円を上振れる着地に。一方、今期は85
億円で同4.2倍の見通し、四季報予想の40億円などを大きく上回る水準となってい
る。過去に受注した大型案件の売上計上時期を迎えることで、収益水準は拡大するも
よう。ちなみに、前期末の受注残高は過去最高水準のようだ。

住友鋼管<5457>:953円(同+101円)
急伸。新日鉄住金<5401>が株式交換で完全子会社化すると発表している。1:3.75の
株式交換比率に鞘寄せする動きとなっている。先週末の新日鉄住金の終値259円を基
準にすると、971円が理論株価となる。完全子会社化後は日鉄鋼管と合併予定のよう
だ。もともと、日鉄鋼管が非上場会社であるため、新日鉄と住金のグループ会社の中
では、同社の再編プレミアム期待は高かったとみられる。

オプト<2389>:1077円(同+25円)
買い先行。先週末に第1四半期決算を発表し、売上高は前年同期比18%増の223.3億
円、営業利益は同50%増の4.7億円と大幅な増収増益となったことが好感されてい
る。通期では6%の減収、23%の営業増益が見込まれており、順調な立ち上がりと捉
えられる格好に。PC向け運用型広告が好調に推移しているほか、スマートフォン向
け広告も検索連動型広告を中心に拡大しているようだ。

マイクロニクス<6871>:490円(同+80円)
急伸。上期営業損益を3.0億円の赤字から3000万円の赤字へ、最終損益見通しを4.0億
円の赤字から3000万円の赤字へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。主力
の半導体検査器具(プローブカード)の需要は低迷するものの、早期に固定的費用の
一層の引締めに着手したことにより損益は改善する。なお、通期計画については据え
置いている。

アールテック<4573>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。重症ドライアイに対する遺伝子組換え人血清アルブミン点眼液
の新薬臨床試験開始(IND)申請について、米FDAから承認されたと発表したこ
とが材料視されている。今回のIND申請承認により、ドライアイ治療薬として開発
中の同点眼液について、第1相、第2相臨床試験を開始することが可能となったと。


J・TEC<7774>:620000円(同+100000円)
ストップ高。自家培養軟骨「ジャック」の生産能力を拡大させると報じられたことが
材料視されている。愛知県にある生産施設の空きスペースに新たな設備を導入し、1-
2年後をめどに生産能力を10倍の年5000個に引き上げると。ジャックは4月から保険の
適用対象となったことに伴い、医療機関での需要の高まりが見込まれ、業績押し上げ
要因として期待感が高まっている。

(フィスコ)


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