中国 2013年5月21日

夢を求めて、月5万円で中国の地方都市に住んでみよう!!

湖南省の中南大学大学院在籍中に邱永漢氏と出会い、卒業を待たず、2005年から氏が亡くなる2012年5月16日まで秘書として中国ビジネスと中国株を直接学んだ上田尾氏。今回は、安徽省の合肥で生活するための費用と、海外留学のススメです。

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安徽省の合肥に移住するとしたら…

 これまで何度かお話しているように、中国の地方都市では外国人というだけでブランドになってしまうところがまだまだ存在します。チャンスも大きいうえに、外国人というだけで一目置いてもらえる、こんないいところはありません。

 でも、いきなり中国の地方都市でどうやって生活するの? 留学ってお金がかかるんじゃないの? という方たちに、今回は安徽省の合肥に移住するとしたらどんな感じになるのかをお伝えしようと思います。

 中国に来たからには、中国の生活に慣れることと、中国語が話せるようにならなくてはなりません。中国生活の第一歩としては語学留学がいちばん手っ取り早く、手続きも簡単なので、今後のことを考えると最良の選択だと思います。

 学校を決めたら、学校から入学許可証やビザ申請に必要な資料を送ってもらい、(滞在期間によって違いますが)FビザかXビザを取得します。ビザの取得をサポートしてくれる業者はネットで検索するとたくさん出てくるので、そんなに問題はないと思います。

約9万円の授業料で半年間の語学留学が可能

 語学留学で合肥に住むと、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?

 安徽省でもっとも有名な安徽大学を例にあげると、学期は春学期と秋学期の2期に分かれていて各学期4カ月です。費用は1学期で学費5600元+教材費200元の5800元。日本円で8万7000円ほどで、半年間みっちり中国語の勉強ができるのです。

 次に生活費ですが、お金を節約するなら大学内に留学生専用の寮があります。寮の費用は1人部屋で月800元(1万2000円)、2人部屋だと400元(電気、水道代込)。インターネット使用料も年間50元(750円)と非常に安いです。

安徽大学留学生の寮。ホテル式です【撮影/上田尾一憲】


 大学外のマンションでは2LDKで月に2000元(3万円)くらいでしょうか。寮にしろ外で借りるにしろ、北京や上海での留学生活ではこんなに安いところはまずないでしょう。

 あとは食費ですが、1日3食すべて外食でも50元(750円)あれば十分で、学校の食堂を利用すればさらにその半分で足りてしまいます。学費5800元+住居費(寮1人部屋)4800元+食費9000元=1万9600元ですから、30万円あれば半年間、学校に通いながら暮らすことができるのです。

安徽大学校内の食堂【撮影/上田尾一憲】

 お金に余裕があるなら、合肥の高級マンションで、掃除洗濯などをしてくれるお手伝いさんをつけて暮らすことも可能です。家賃は月4000元(6万円)も払えば相当立派なところに住め、お手伝いさんも月3500元(5万2500円)くらいで雇うことができますから、月に15万円くらいでかなり贅沢な生活が送れます。

大学外の高級マンション。まわりは緑に囲まれ静かでいい環境です【撮影/上田尾一憲】

 


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橘 玲(Tachibana Akira) 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『(日本人)』(幻冬舎)、『臆病者のための株入門』『亜玖夢博士の経済入門』(文藝春秋)、『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』(ダイヤモンド社)など。
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