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為替市場透視眼鏡

売られそうで売られないドル
09年は“円高一服”の局面も

週刊ダイヤモンド編集部
2009年2月10日
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下落リスクにさらされるドルだが…

 米国そして世界経済の悪化は崖から転がり落ちるようなありさまだ。米国の昨年第4四半期GDPは1982年以来最大の落ち込みとなった。

 雇用は毎月50万人以上の記録的ペースで減少し、所得減→消費減→生産減と悪循環が続く(上のグラフ参照)。FRBがゼロ金利・量的緩和にまで踏み込んでも、住宅部門は当面浮上しそうもない。

 米国への海外マネーの流入も滞っている(下のグラフ参照)。米国債こそほどほどに買われているが、大規模な経済対策の発動もあって米財政赤字は急拡大する。2月からの国債の大量増発、今後長年にわたる大幅な財政赤字が首尾よくファイナンスされるか、ドルの信認は絶えず問われよう。

 これほどの経済的苦境、海外資本流入の減少を鑑みると、ドルもまた危機的な下落リスクにさらされているはずと、考えられよう。

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FX、外貨投資家のニーズに応えた為替投資家向けコラム。執筆には第一線のエコノミストを迎え、為替相場の動向を分析、今後の展望を予測する。

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