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5月13日 11時33分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):パナソニック、日産自動車、クボタなど

パナソニック<6752>:816円(前週末比+67円)
大幅高で年初来高値を更新、2011年10月以来の800円台を回復。円安の進行など外部
環境の改善が続いていることに加えて、先週末に決算を発表しているが、ポジティブ
に受け止められる状況となっている。前期営業利益は1609億円で前期比3.7倍とな
り、従来予想の1400億円を上振れる着地となった。今期は2500億円、中計での計画目
標線上だが、前期実績の上振れなどから、達成確度は高まり、むしろ上振れ期待が高
まる格好のようだ。テレビ・パネル事業や半導体事業の赤字縮小が今期増益見通しの
主因となる。

日産自動車<7201>:1121円(同+58円)
買い優勢。先週末に決算を発表、営業利益は5235億円で前期比4.1%減益、従来予想
の5750億円を下回り、自動車大手7社の中では唯一の減益決算となった。今期は同
16.5%増益の6100億円の見通しだが、中国合弁会社の連結方法変更の影響があり、従
来ベースでは同34%増の7000億円となる。市場コンセンサスの7700-7800億円レベル
を下回るが、足元での急速な為替円安進行を背景に、目先の悪材料出尽くし感が先行
する流れともなっているようだ。

クボタ<6326>:1650円(同+216円)
大幅高。先週末に発表した決算が好感されている。前期営業利益は1132億円で前期比
7%増益、従来予想の1070億円を上回る着地となっている。今期は1600億円で同41%
増益の見通し、1400億円程度であった市場コンセンサスを上回る。保守的な傾向が強
い同社にあって、期初から市場想定を上回る見通しを発表したことで、ポジティブな
反応が強まる格好になっている。

三菱マテリアル<5711>:344円(同+52円)
急伸。先週末に発表した決算が好感されている。前期経常利益は75.1%増益の744億
円で従来予想の700億円を上回った。今期は800億円で7.5%増益の予想、コンセンサ
スは770億円レベルであったと見られる。海外鉱山からの大幅な配当金減少を織り込
みながらも、増益をキープする見通しであることを評価へ。セメントや超硬工具の拡
大が収益を貢献する見通しに。

もしもし<4708>:1207円(同-204円)
下落率トップで一時ストップ安。先週末に決算を発表しているが、今期の大幅減益見
通しが嫌気される格好に。前期営業利益は46.7%増益の132億円、従来予想の126億円
を上回る。一方、今期は51.5%減益の64億円、四季報予想の129億円レベルなどを大
きく下回るネガティブサプライズに。会社計画は保守的な傾向が強いが、今期は官公
庁向けのバックオフィス業務や公益向け大型スポット業務などの終了の影響が大きく
なるもよう。

遠藤照明<6932>:ストップ安売り気配
ストップ安売り気配。先週末に発表した決算内容がネガティブサプライズに。前期営
業利益実績は72.4億円で前期比74.5%増益だが、従来計画82億円は下振れる着地とな
った。一方、今期は81.5億円で同12.6%増益、従来の前期予想にも達しない水準とな
っている。LED照明の普及拡大を背景に急成長期待が高かったが、人件費増や円安の
マイナス影響などが響く形に。なお、UBSでは投資判断を「バイ」から「ニュートラ
ル」に格下げしているもよう。

大同工業<6373>:220円(同+50円)
ストップ高と急伸。先週末に決算を発表、今期営業利益は19億円、前期比2.7倍と大
幅増益の見通しを示しており、ポジティブなインパクトが強まっているもよう。四季
報予想では10億円であった。2008年3月期以来の水準にまで拡大の見通し。PBRは0.6
倍台に過ぎないことから、水準訂正狙いの動きが一気に強まる格好へ。

ジェイアイエヌ<3046>:5920円(同+460円)
大幅上昇。30日をもって、東証1部または2部への重複上場を発表したことが材料視さ
れている。東証1部市場への上場となれば、TOPIXへの算入に伴う機関投資家か
らの資金流入も期待され、需給思惑が先行へ。なお、市場変更に伴い、株式総数の約
2.5%に当たる60万株の売り出し、上場記念配当の実施を発表している。


オーデリック<6889>:5200円(同+700円)
ストップ高。今期売上高は前期比19%増の360億円、営業利益は同78%増の45億円と
大幅な増収増益見通しとなったことが好感されている。今期についても、LED照明
器具の需要が拡大する見込みで、順調な業績拡大計画が前向きに評価されている。な
お、4月中旬の観測報道でも、営業利益は45億円前後となると伝わっていた。


メイコー<6787>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。今期売上高は前期比27%増の770億円、営業損益は37億円の黒
字に転換する見通しとなったことが好感されている。自動車業界の堅調な拡大、スマ
ホ関連機器市場の成長が見込まれることが追い風となるようだ。四季報予想の営業利
益は8.5億円が見込まれており、想定以上の業績改善見通しがポジティブサプライズ
に。

ニューフレア<6256>:1055000円(同-70000円)
大幅反落。今期売上高は前期比16%増の420億円、営業利益は同10%増の165億円と増
収増益見通しとなった。主力の電子ビームマスク描画装置の拡販に注力する見込みだ
が、好決算期待を背景に直近で株価の上昇も目立っており、いったんは材料出尽くし
感が意識される格好に。なお、UBSでは投資判断「バイ」を継続し、目標株価を
100万円から130万円へと引き上げへ。

ドリコム<3793>:197700円(同+37100円)
大幅反発。スマホ向けのソーシャルゲームを、韓国市場に投入すると報じられたこと
が材料視されている。第1弾は米国市場で人気を得たカードバトルゲーム「レインオ
ブドラゴン」。韓国語版を加えて顧客基盤を強化する見込みで、海外展開の強化を前
向きに評価する動きに。なお、本日もガンホー<3765>が買い気配からのスタートとな
っているほか、コロプラ<3668>やクルーズ<2138>など、ゲーム関連の上昇が目立って
いる。


(フィスコ)


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