いずれも、ずいぶんわかりやすくなり、部下たちが自発的に動けるようになりました。

 たしかに、こんなふうに細かく説明するよりは、「お客様のニーズを予測する」「業務の仕組み化の定着」などと言ったほうがスマートです。部下を率いるリーダーは、ついかっこいい言葉を選んでしまいがちです。しかし、大事なのは「誰が聞いても同じ状態が思い描けるように伝えること」。それができるリーダーのほうが断然かっこいいのです。

 いずれの例においても、私はアドバイスをしただけで、言葉の置き換え自体は本人たちがやっています。

「伝えたい」と思っていた人たちが、自分の言葉では伝わっていなかったことにショックを受け、「M=計測できる」と「S=明確化された」を意識するだけで、ここまで具体的に変わるのです。

 あなたの言葉が本当に部下に正しく伝わっていたか、一度、検証してみてください。

次回は5月24日更新予定です。


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著者・石田淳氏よる『行動科学マネジメント入門』特別ワークショップ


【ワークショップ概要】
日時:2013年6月25日(火)13時~17時 (開場12時30分)
主催:ダイヤモンド社
会場:東京 白金台 八芳園 チャットの間
参加費:18000円 (ダイヤモンド会員は16000円)

※ダイヤモンド会員には、ダイヤモンド社発行各種雑誌定期購読者様、ダイヤモンド・オンライン会員様、ダイヤモンド愛読者クラブ会員様を含みます。

※1社で、3名以上参加の方は特別料金を設定しております。下記事務局まで、お問い合わせ下さい。

参加特典:『週刊ダイヤモンド』3ヵ月(12冊)無料試読(日本国内発送のみ)
参加定員:100名予定

お問い合わせ先:ダイヤモンド著者セミナー事務局(担当:中島)
電話:03-5778-7294
E-mail:pbseminar@diamond.co.jp 
 
セミナーの詳細・お申込みは、こちらから⇒
http://drc.diamond.co.jp/20130625/

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