創続総合研究所
会社にお金を残す節税対策
【第12回】 2007年12月20日
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高橋敏則 [公認会計士、税理士]

税務調査前は、見られたら都合悪いものを整理

 だから、ちゃんと金額のチェックを忘れたら大変です。

 ほかにも株主総会や取締役会で取り決めたことと、実際の経理処理が違ってる項目がないかも確認しなくちゃいけない。

 ここらあたりは顧問の税理士さんとよく打ち合わせしましょう。

 それから、税務調査の当日に必要なものは事前に用意しておきます。

(1)帳簿
(2)請求書
(3)領収書
(4)契約書
(5)預金通帳

 こういったものを用意して、税務調査が始まって調査官が来たときには、いつでも取り出せるようにしておくこと。これはすごく大切です。

 なぜかって? こうしたものを事前に用意しておかないと、よく失敗するんです。

 たとえば調査官から、「通帳を見せてください」といわれて、あわてて通帳をしまってあるところまで取りに行きますよね。そのときに調査官が一緒にくっついてくるんです。それで通帳がおいてある場所、たとえば金庫の中だったらそこも一緒に調べ始めちゃうんですね。

 それで余計なものが見つかっちゃった。こういうこと、ホントにあるんですよ。

 だから、調査の当日には必要な書類を全部出しておくこと。間違っても、調査官に言われてから取りにいく、なんていうことがないようにしましょう。

 そうすれば、ズカズカ保管場所まで漁られるなんてことはありません。

 それから会社では私物、特にスケジュールを管理しているカレンダーのようなものを中心に、見られたくないもの、見られたら都合が悪いものを整理しておきます。

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高橋敏則 [公認会計士、税理士]

1956年、千葉県生まれ。中央大学商学部卒業。79年、公認会計士二次試験合格後、外資系会計事務所、監査法人を経て独立し、高橋会計事務所を開設、現在に至る。中小企業の経理・財務・税務の指導を行うほか、相続税コンサルティングに従事。各種セミナーの講師としても活躍中。

 


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