日本経済新聞の集計によると上場企業の2014年3月期の経常利益は、前期の1割弱の増益から業績回復ペースが加速し、2割を超える大幅増益となる見通しで、リーマン・ショック前で過去最高だった2008年3月期の9割程度の水準まで回復が見込まれています。こうしたなかで過去最高益更新を予想する銘柄も少なくなく、およそ6社に1社が最高益を見込んでいると5月11日の日本経済新聞は伝えています。
そこで、株式市場が荒い値動きとなり業績による選別が進むとの見方も徐々に強まるなか、東証1部上場銘柄を対象に今期に過去最高益更新が期待される銘柄を取り上げてみました。そのなかでも今回は、前期に続き最高益更新が見込まれ、そのうえ二桁の大幅増益が予想されている銘柄をピックアップしています。例えば、富士重工業(7270)は前期に13年ぶりに最高益を更新すると、今期は7割を超える大幅増益から連続での最高益を見込んでいます。

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