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ディズニー こころをつかむ9つの秘密
【第7回】 2013年6月14日
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渡邊喜一郎

世界中の企業と東京ディズニーランドから
「楽しく働く」ということを考える―
『あたらしい働き方』本田直之氏×『ディズニーこころをつかむ9つの秘密』渡邊喜一郎氏 特別対談!【後編】

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東京ディズニーランドのマーケティング。今まで明かされなかった秘密を『ディズニー こころをつかむ9つの秘密』の中で詳細に描いたのが、渡邊喜一郎氏。新著『あたらしい働き方』が刊行されたばかりの本田直之氏とオリエンタルランドの、そしてこれからの「働き方」について語る、特別対談!

自由な、日本企業らしくない会社だった

本田 写真にも写っていますけど、その左手はどうされたんですか。

渡邊 最近、再びハーレーに乗り始めたんですが、これがまたクラッチが固い。それで、クラッチの操作し過ぎで筋を痛めまして(笑)。

本田 東京ディズニーリゾートがまだ更地だった頃に、通勤用に使われていた車が、まえがきのイラストで出てきますね。車やバイクがお好きなんですね。

渡邊 あの頃、トヨタのハイラックスの4WDが国内で出たばっかりだったんです。リフトアップされたものを、ホイールから上のロールバーやらアメリカから持ってきて装着、これを通勤車に使っていたんですよね。実はこれ、4ナンバーで、貨物車は通勤には使えない、と会社から怒られたことがあったんですけど(笑)。

本田 クルマ通勤は問題なかったんですか。

渡邊 私は入社時からクルマ通勤でした。当時の会社規定では、全く問題がありませんでした。オリエンタルランドは、当時はまだ200人ほどの会社でしたから。そこから一気に1000人、数千人と拡大して。アルバイトを含めると2、3万人にもなるわけですが。

本田 今はもう大企業になっていますが、渡邊さんがいらっしゃった頃は、なんとも日本企業らしくない、自由で、いろんなことができる会社だったんじゃないでしょうか。

渡邊 そうですね。いい加減なのもいましたし(笑)。

本田 いや、単にいい加減な人ばかりだったら、成り立たなかったでしょう。だって、あの東京ディズニーランドを作っちゃったんですから。

渡邊 いいものを作ろうという気持ちはみんな持っていましたね。それこそ、土曜日も日曜日も、面白いから会社に行っていましたし。

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渡邊喜一郎

1959年生まれ。1981年、大卒/高卒の定期採用2期生として、オリエンタルランド入社、運営本部マーケティンググループに配属。東京ディズニーランドのオープンに向け、マーケティング全般に携わった。当時はまだ確立していなかった集客、ブランド構築、知名度向上からツアー企画やプライシングなどのしくみづくりまでを行い、2年目に目標の入場者数1000万人を達成した。開業後はリピーター獲得、マスコミ戦略策定など新しい試みの仕掛け人として活躍したのち開発部に異動、オフィシャルホテルオープン、ディズニーリゾート全体の開発を手がけた。 東京ディズニーランドで得たマーケティングの経験を活かし日産自動車、現タカラトミーなどを経て、メディア工房取締役常務執行役員を務める。2012年に新会社の代表取締役に就任、スマートフォン事業、EV事業等を手がけている。


ディズニー こころをつかむ9つの秘密

東京ディズニーランドの開業前からブランディング、集客などからプライシングまで携わり、開業後はリピーター獲得、オフィシャルホテルのマーケティングなどを担った伝説のマーケターが、ディズニーの神髄を初めて語る。この連載では、今まで語られてこなかったマーケティングの秘密を記した書籍の中からトピックをご紹介します。

「ディズニー こころをつかむ9つの秘密」

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