ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
株式市場透視眼鏡

材料株乱舞でカジノ化する相場
緊急保証拡大で資金流入の観測

2009年6月10日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 世界的な超金融緩和政策による「過剰流動性」が、新興国株高・同通貨高、コモディティ高を招来し、先進国の株価にも恩恵を与えている。

 昨秋のリーマン破綻以来、世界のポートフォリオマネジャーは、債券と現金のウエートを高めて嵐に備えていた。しかし、各国の財政・金融政策の発動によって信用リスクは低下し、リスクアセットのウエートを徐々に復元させつつあるようだ。

 こうした資産配分の変更が、冷静に行なわれている間はよい。しかし、世界中に「金余り=過剰流動性」というガソリンはまき散らされており、ファンダメンタルズを逸脱した需給相場の芽が育ちつつある。

危機対応策が材料株急騰を演出か

 特に、日本・兜町の相場を見ると、信用リスクを表すCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)スプレッドが高い銘柄ほど、株価が急騰するという異常な事態となっている。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事


株式市場透視眼鏡

株式投資家に向け、具体的な銘柄選びの方法と銘柄名、株価の動向見通しなどを分析・予測。現役トレーダーが執筆。定量的なデータを駆使し株式投資に役立つ情報満載。

「株式市場透視眼鏡」

⇒バックナンバー一覧