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デジタル流行通信 戸田覚

液晶価格暴落でにわかに盛り上がる
第二世代“デジタル写真立て”ブーム

戸田 覚 [ビジネス書作家]
【第76回】 2009年5月18日
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バッファローのデジタル写真立て「PF-50WG」。液晶価格の下落により、高性能な製品が低価格で買えるようになったことが、ブームの一大要因だ。

 「デジタルフォトフレーム」が静かなブームになっていることを、ご存じだろうか? デジタルフォトフレームとは、デジカメの写真を液晶モニターに表示する写真立てである。

 今まで、デジカメ写真はPCの画面に表示したり、それをプリントして楽しんだりするのが一般的だった。ところがここへ来て、デジカメ写真専用の写真立てがヒットし始めている。

 まさに、「写真を楽しむ新しい時代」が到来したと言えそうだ。家電量販店に出かけると、デジタルフォトフレームコーナーがあって、大量の製品が並んでいる。

 また、通販サイトで検索しても、80点以上の商品が該当するから、ブームは間違いなく到来している。

 このデジタルフォトフレームのサイズは、7~10型液晶が中心で、価格は1~4万円程度。1万円台後半~2万円台半ばの製品が多いようだ。

 写真を表示するだけに、「安かろう悪かろう」の液晶では、ユーザーが満足するはずはない。激安品以外は、写真が美しく表示できる液晶を搭載しているから、なかなか手頃である。

 世界的な液晶の値下がりが製品価格の下落につながり、ブームの要因となっているのだ。

 多くのユーザーがPCを所有していて、写真表示専用にデジタルフォトフレームを購入しているのが、興味深い。同じ液晶モニターなのに、写真とPCを使い分けているのだ。

 日本では、写真立てを使う文化がそれほどないのだが、アメリカの販売店で見かけると、日本よりも展示に力が入っている。こういう状況を見ると、「世界的に売れている」と言っても間違いないだろう。

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戸田 覚[ビジネス書作家]

1963年東京生まれ。ビジネス書作家、コンサルタント。株式会社アバンギャルド、有限会社戸田覚事務所代表取締役。ハイテク、パソコン、成功する営業のコツ、新商品開発、新事業開発といったテーマを中心に、執筆、出版プロデュース、講演、コンサルティングに携わる。ビジネス誌、パソコン誌、情報関連雑誌をはじめとして多数の連載を抱える。
著書に『あのヒット商品のナマ企画書が見たい!』『プレゼンの極意を盗め!』(以上、ダイヤモンド社)、『すごい人のすごい企画書』(PHP研究所)、『仕事で使える!クラウド超入門』(青春出版社)、『LinkedIn人脈活用術』(東洋経済新報社)など多数がある。
著者ブログ:http://www.toda-j.com/weblog/
株式会社アバンギャルドHP:http://www.avant-garde.jp/


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