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話題の「3Dプリンター」の原理が
いまいちわからない人にざっくり解説!

河合起季
2013年7月3日
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16万円という低価格で家庭用、教育用に向けて販売される3Dシステムズの「Cube」 Photo by DOL

 一方、3Dシステムズは、インクジェット方式の「Projet」シリーズ、フルカラー3Dプリンター「Projet x60」、普及版の「CubeX」などを出展。最も安い普及版の「Cube」の価格は16万円前後だ。

 販売代理店の武藤工業は「CubeXを工業高校などの教育向けや中小企業の入門機として販売していく」方針という。「CubeX」シリーズの価格は40万円程度から。

 日本のメーカーでは、計測器大手のキーエンス、光造形システムのシーメットなどが3Dプリンターを開発。高級機種を自動車メーカーなどに販売している。メーカーの部品試作用などですでに実績がある。

まだまだ発展途上だが、
今年は日本も「3Dプリンター元年」か

 今後の課題は、普及版は強度があるものの精度が悪い、高級機種は逆に精度は高いが強度に難点があるといった点をどこまで改善できるか。強度のある新素材の開発や、カラーバリエーション・手触り感などに関してさらなる研究が待たれるところだ。

 ただ、価格が20万円以下まで下がってきたことで、今後は一般ユーザーの利用も見込めるようになった。まだまだ発展途上だが、日本も今年が“3Dプリンター元年”になるかもしれない。

(取材・文/河合起季 イラスト/斉藤重之)

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