世界投資へのパスポート
【第271回】 2013年7月1日公開(2013年7月1日更新)
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広瀬 隆雄

7月5日は雇用統計だが値動きは大きくない
ここは「閑散に売りなし」でじっくり構えよう過剰反応が続いた市場の「息抜き」=ボラティリティ低下は株価に好影響か

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【今回のまとめ】
1.7月4日は独立記念日で休場
2.独立記念日はバカンス・シーズンの幕開け
3.その前後、株式市場は閑散とする
4.7月5日には雇用統計の発表がある
5.今回はどんな数字が出ても市場は大きく動かない

独立記念日はバカンス・シーズン開始の合図

 7月1日から始まる今週の木曜日、4日は米国の独立記念日。1776年にアメリカが、英国の支配からの独立を宣言した日です。国民の休日であり、株式市場もお休みです。

 アメリカ人にとって独立記念日は夏のバカンス・シーズンの始まりを意味し、9月の第1月曜日(今年は9月2日)のレーバー・デーがその終わりの日にあたります。

 この期間中は休暇を取るファンド・マネージャーも多いので、新規株式公開(IPO)の数も少なくなります

独立記念日前後のマーケットは「小動き」

 それでは7月4日前後の株式市場の動きは、経験則的に言って、どうなのでしょうか?

 結論的には「小動きに終始する」ということになります。

 下図はウォール街関係者に愛読されているマーケットのこよみ、『ストック・トレーダーズ・アルマナック』を編纂している、イェールとジェフ・ハーシュの親子が調べた、独立記念日前後の株式市場の動きです。

 しいて言えば独立記念日の翌日(今年は7月5日の金曜日)はマーケットがちょっと安いようです。

 出来高的には7月3日も、7月5日も極めて低調です。つまり投資家は、もうお休みモードに入ってしまっているわけです。

 連邦準備制度理事会(FRB)の債券買い入れプログラムの縮小を巡って、このところ市場は過剰反応気味でしたので、ここで少し息抜きすることは、むしろ良い事なのかもしれません。

【2017年12月1日更新!】

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