アカデミックな内容で
残り3回走り切ります!

 全国300万ダージャリストのみなさまこんにちは。いつもと違うご挨拶から入ったのにはわけがあります。33回目を迎えたこの連載。これを含めてあと3回で区切りをつけようと思います。編集部としてもいけるところまでどうぞと言っていただいてますし、書けばいくらでもまだまだ書きたいこと山積みなのですが、あまり深掘りし過ぎると己の研究を深めていくこととなる可能性もあろうかと、自らここらで線を引いておくことに。

 ということで、残る貴重な3回、テーマもアカデミック寄りとなりますがしかと脳裏に残していただければ幸いです。

 8月20日からの新連載は、「発想するインフォグラフィックスの思考回路」(仮題)。毎回、僕のインフォグラフィックスひとつを例示し、ビジュアルと構造的思考をわかりやすく解説していきます(全30回)。

 という今回だけ特別な前置きさせていただいたところで韓国の自動車会社へ…いや、HYUNDAIへ…いや、本題へ

 今回、声をテーブルにして…いや、大にしてお伝えしたいのは、ダジャレネタを蓄積していく「ストック」と、その場で臨機Oヘンリーに作る「アドリブ」についてです。が、その前にまず、そこと関連深い「ダジャレ三種の神器」の話から始めたいと思います。

ダジャレ単体の巧拙以外に
周辺を整え流れを意識すること

「三種の神器」とは、「前もって話の流れを作る」「発するタイミング」「発してからの後処理」という3つのポイントです。

 この3つの中の「後処理」については、連載第13回<ダジャレの事後処理は他人への配慮から 御法度は「予防線で照れ隠し」「自分で笑う」> でも書いたのでそちらを参考にしていただければ。