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美人のもと

美人は“義務感”で買い物をしない。
スーパーで楽しく「ショッピング」ができる!

西村ヤスロウ [広告プランナー]
【第17回】 2009年1月5日
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*スーパー

 ショッピングと買い物は本来同じ意味だと思うが、微妙に使い分けられているようだ。前者のほうが楽しみの度合いが高い。デパートに「ショッピング」が似合うように、スーパーマーケットには「買い物」が似合う。

 スーパーでの買い物はやや苦痛を伴うようで、買い物している人の顔もあまりニコニコしていない。義務感で来ているというようで。

 さて、そういうスーパーの中で美人はとても際立つ。どう際立つかといえば、「ショッピング顔」なのである。義務感ではなく、楽しみに来ている。スーパーなのに「ショッピング」だ。

 その動きを見てみよう。まず、計画的である。メモを持っていることも多い。だから、きちんとした流れで動ける。スーパーでの流れを無視して逆流している人がいるが、悲しいことにその瞬間「美人のもと」がなくなっていることにも気づいていない。

 そして、モノを真剣に選ぶ。いいものを発見しようとする目が優しい。いいものとの出会いを楽しむかのように。例えばキャベツを見比べて、選ばなかったほうを棚に戻す時でもやさしく置く。「ごめんね」と。義務感さんはネガティブチェックだけして、失格となったものを投げるように置く。キャベツが泣くぞ。

 いいものを見つける姿勢は本当にいいものを見つける。掘り出し物や珍しいものを発見する。義務感さんは自ら発見する機会を失っている。

 モノに対する優しさを育てたい。その方法は簡単である。挨拶だ。スーパーに入り、店員さんに「いらっしゃいませ」と言われてそれに応えることである。笑顔で「こんにちは」でいいのだ。その瞬間に「美人のもと」は成長する。挨拶のやり取りだけでも店での優しさが芽生えるのだ。

 優しさを持つと、自然とカゴの中も整理されて、入っていく。美人のカゴの中はきれいに並んでいる。それを見ているだけでも気分がよくなる。

 そしてレジ。もちろん、ここでも挨拶。カゴの中が整理されているので、会計もスムーズだ。美人はきちんと計算をする。提示された金額に対し、なるべくスマートな金額を渡す。レジの人もおつりがシンプルでうれしい金額だ。そして財布を太らせない。財布まで美人になる。

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西村ヤスロウ [広告プランナー]

1962年生まれ。プランナー。趣味は人間観察。著書に『Are You Yellow Monkey?』『しぐさの解読 彼女はなぜフグになるのか』などがある。


美人のもと

『経』に好評連載中の西村ヤスロウ氏によるエッセイ。「美人のもと」とは、女性なら誰しも持っているもの、「美人のもと」を磨き続けるためのコツを解き明かす。

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