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100年続く外食店づくりに精を出す「接客の神様」
HUGE社長 新川義弘

週刊ダイヤモンド編集部
【第53回】 2008年11月21日
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HUGE社長  新川義弘
HUGE社長 新川義弘(撮影:宇佐見利明)

 2002年2月に来日したジョージ・ブッシュ米大統領が小泉純一郎首相(当時)と行なった「居酒屋会談」は、その意外性もあって、広くメディアで報じられた。

 会談当日の警護は厳重を極めた。配膳の際に毒物混入の危険性もあるため、両首脳に近づくことが許された接客担当者はたった一人。そんな緊張下にあって、なおかつ、居酒屋会談という和やかな演出をサポートしなければならない。

 その重要な責務を担ったのが、当時、グローバルダイニングの最高執行責任者(COO)だった新川義弘である。

 どんな顧客であろうと、フレンドリーでありながらも細心の心配りをした接客を行なうのが信条。これまでにも、ジャック・ニコルソン、ピアース・ブロスナン、ミック・ジャガーといった海外からの著名人を相手にファーストネームで呼びかけ、周囲を驚かすこともしばしばあった。

 それは顧客に心地よさを感じてもらいたいという気持ちゆえである。そのための努力は惜しまない。顧客の顔と名前を覚え、次の来店時には名前で呼ぶのは当然。食べ物やワインなどの好みを知り、最適と思うメニューを薦める。顧客が何を求めているかを察知し、「水が欲しい」「会計をしたい」などと顧客が言う前に対応できるよう心がける。

 記者の取材中も、汗をかいたカメラマンに、すかさずお絞りを出す気の配りようだ。

 新川の接客は社内外で評判となり、いつの頃からか「接客の神様」と呼ばれるようになっていた。

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