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『マインドマップ問題解決』編集者が語る

【第51回】 2009年3月24日
著者・コラム紹介バックナンバー
マインドマップ問題解決
『マインドマップ問題解決―「らくがき」で劇的に身につくロジカルシンキング』高橋政史[著]定価1680円(税込)

 ロジカルシンキングという言葉から、何を思い浮かべるでしょうか?

 勉強をしたことのない私の場合は、「パリッとしたスーツに銀縁のメガネのやり手ビジネスマンによる理詰めのプレゼン」といったものでした。とにかくガッチガチの理論武装、とても左脳的な思考のイメージ。そして、身につけるまでには相当な時間とエネルギーが必要なんだろうと。その時点であきらめていました。

 本書の原稿をいただく以前に、著者の高橋さんが行っている講座を受講しました。本書と同様に「らくがき」でロジカルシンキングを学ぶという内容で、講座のタイトルは『ロジカルな「らくがき」』。

 始まる前は、ロジカルシンキングと「らくがき」というミスマッチな組み合わせがどう結びつくのか想像できませんでしたが、講座が進むにつれ、頭の中がどんどん整理されていく感覚が高まり、その考えをアウトプットできるようになりました。それもわずかな時間のことです。

 詳しい内容は本書を読んでいただきたいと思いますが、この習得法の面白いところは、頭の中にある言葉や「言葉になる以前のイメージ」などをすべて色ペンを使って描き出し、それを整理することで、問題解決にいたる思考をつくり出していく点です。

 描き出す作業をより活性化させるのがマインドマップ。ロジカルシンキングなのに、「右脳」をフルに働かせるマインドマップが出発点となっているのです。右脳が感性豊かに描き出したイメージを左脳で整理する「全脳思考」が、ロジカルシンキングをカンタンにしてくれるということを実際に体験しました。

 「仕事や勉強となると、人は左脳だけを使いがちになってしまう」と高橋さんは書かれています。自分に置き換えてみるとよくわかります。重要な仕事ほど、また仕事が詰まってくればくるほど、凝り固まった考えに陥りがちで、毎回同じような問題に突き当たってしまう……。そんなときに、左右両方の脳を使うこの思考法が突破口になってくれるのではないかと感じられます。

 ロジカルシンキングについて、かつての私と同じようなイメージを持っている方に、ぜひ読んでいただきたいと思っています。

(編集担当・中鉢比呂也)


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