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「電子レシート」でメタボな財布を解消!?
それだけでない顧客メリットと、店側の狙い

待兼音二郎
2013年7月26日
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 あなたは、ポイントカードを捨てられる人だろうか?

 いつかまた来るかもしれないから…、そう考えて取ってあるポイントカードが、財布をぱんぱんに膨らませるのはよくある話だ。そしていざ、久しぶりに来店してみると、肝心なそのお店のカードがなかなか見つからないという事態もまた、よくあることだ。

レシートにクーポンが付いているから
捨てられず、貯まる一方に…

e-レシートの例(提供:エクスネット)

 近年、そこに新顔が加わった。レシートだ。なぜ捨てられないのか? いつの頃からか、値引きクーポン券がついてくるようになったからだ。

 捨てられないポイントカードやレシートが財布をメタボにする――それは、現代人を悩ませる情報過多を物理的に体感できるよい実例とも言えやしないか。

 しかし幸い、ポイントカードは、スマホのおサイフ機能で代用できるようになりつつある。コンビニや家電量販店のものをはじめとして、レジのリーダーにスマホをかざすだけで、ポイントの付与や利用ができるものが増えているのだ。

 そしていま、レシートにも電子化の波が及びつつある。スマホやタブレットの普及を背景に、アメリカではすでに、約3割の小売業者が電子レシートを採用しているのだ。その1つ、Brick Street Software社の「e-レシート」が、この夏から日本でも使えるようになる。

 レシートは、すでに触れたように、もはや買い物明細だけではない。値引きクーポンやセール告知がつくことで、広告やマーケティングの一翼を担うようになってきている。

 それを紙ではなく電子メールで受け渡すのが、電子レシート。おかげで紙片のサイズに制約されずに自由なレイアウトで多彩な情報を組み込むことができ、タップやクリックひとつと、紙より少ない手順で自社コマースサイトやキャンペーンへと購買者を誘導できる。そこで会員登録をしてもらえれば、性別や年齢などを元に、その人のニーズにより即したクーポンやキャンペーン情報をレシートに添付できるようにもなる。

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