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1000円台で楽しむ おとなの居酒屋

15種類のもつ焼きが楽しめる
やきとんの名店 「ホルモン」(沼袋)

浜田信郎
【第27回】 2008年10月31日
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 西武新宿線・沼袋駅のすぐ近くにあるもつ焼き屋、「ホルモン」にやってきました。沼袋駅北口に広がるこの横丁には何軒もの大衆酒場が軒を連ねており、さらに横丁の中央部には銭湯もあるという、昭和の風情漂う一帯です。

 店内は焼き台を挟むように2本の直線カウンターがのび、壁際にはテーブル席もある小ぢんまりとした造り。午後10時にはピッシャリと閉店という、酒場にしては早めの営業時間を目指して、毎日多くのもつ焼きファンが集まるのです。

 ここに来ると、最初は瓶ビール(サッポロラガービール大瓶、600円)とお新香(110円)に、「ちょい焼き」というもつ焼きからスタートするのが私の定番。

 「ちょい焼き」というのは、文字通り、もつ焼きをちょっとだけ炙って、刺身風に出してくれる一品で、レバーとコブクロが選べます。通常のもつ焼きは1本110円ですが、ちょい焼きだけが1本120円。それぞれ2本ずつ注文します。

 もつ焼きが焼きあがるまでの間は、すぐに出されるお新香をつつきながら待つというのが、ほとんどのお客さんの共通したやり方。自家製のお新香は人気の一品でもあって、最初から「お新香をダブルで!」と2人前を注文する常連さんも多いほどです。

 この店のもつ焼きは、豚の内臓を焼いたもので、ハツ(心臓)、ガツ(胃袋)、タン(舌)、タマ(睾丸)、カシラ(頬肉)、ナンコツ(喉骨)、コブクロ(子宮)、ヒモ(腸)、レバー(肝臓)、テッポウ(直腸)、マメ(腎臓)、オッパイ(乳房)、アブラ(内臓脂)、チレ(脾臓)、ヒラ(腸と直腸の間)の15種類が、それぞれ1本110円です。

 そんな中から、カシラ、オッパイ、アブラを塩で1本ずつ注文し、飲み物を焼酎(230円)に切り替えると、冷蔵庫でよく冷えた焼酎が出されます。これにカウンター上に置かれた梅エキスをちょいと垂らしていただくのです。

 もつ焼きの中でも、オッパイやアブラなど脂肪分の多いものは鮮度が命。この店のものは鮮度も抜群で、脂そのものの旨み、甘みをたっぷりと味わうことができます。

 最後は、これまた自分の定番である、テッポウとガツのタレ焼きです。醤油をベースにして、ちょっと甘みが加えられたタレが、テッポウやガツととてもよく合います。

 ちょうど1時間ほど楽しんで、今日のお勘定は1870円でした。どうもごちそうさま!

お店 コブクロとレバーのちょい焼き テッポウとガツ
いつも常連客で賑わう地域一番店 コブクロとレバーのちょい焼き、鮮度はバツグン! テッポウとガツはタレがよく合う

【お店情報】
店名: もつ焼き「ホルモン」
電話: 03-3385-1508
住所: 中野区沼袋1-38-3
営業: 17:30-22:00、日祝休

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浜田信郎

1959年、愛媛県生まれ。造船会社で働く設計士。サラリーマンの傍ら、名店酒場を飲み歩く。その成果を綴ったブログ「居酒屋礼賛」は、呑んべいに大人気。著書に『酒場百選』(ちくま文庫)がある。


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