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第2次リストラ時代(!?)に贈る 私が「負け組社員」になった理由

「青い鳥症候群」で入社早々負け組に!
周囲からバカにされる“おっさん記者”の悲哀

――自尊心の固まりとなり、職場で浮きまくる川端氏のケース

吉田典史 [ジャーナリスト]
【第23回】 2009年5月25日
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 「入社年次」――。

 一定の規模に達している会社で勤務する会社員ならば、この言葉の意味をよく心得ているだろう。

 最近は、「成果主義が導入され実力主義の人事になったから、入社年次は関係ない」と強がる人もいる。しかし、これはサラリーマン社会からなかなか消えてなくならない言葉である。

 今回は、6年連続で全国紙の新卒採用試験を落ち続け、7年目でようやく内定を得て入社したものの、悲惨な日々を送る“おっさん記者”を紹介しよう。

 あなたの職場にも、このようなタイプの人はいないだろうか?

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■今回の主人公

川端洋七(30歳)
勤務先:A新聞社。国内と海外に130ヵ所ほどの拠点(支局、支社など)を持ち、100年近い歴史のある全国紙であり、記者は8000人ほど。昨年秋からの不況により、広告収入は大幅に減っている。川端は、北関東にある支局に配属されたものの、周囲とどうもうまく行っていない。

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(※この記事は、取材した情報をプライバシー保護の観点から、一部デフォルメしています)

「異常な自尊心の塊」となり
皆にバカにされる冴えない記者

 ここは、北関東の某県にある県庁記者クラブ。

 記者クラブには、朝日新聞、毎日新聞、共同通信、時事通信、NHK、そして地元紙などの県政担当記者が常駐する。彼らは、日々県の行政や財政を取材し、記事にしている。

 「おい、川端のおっさんが来たぞ!」

 「また、ポケットを膨らませている……」

 「あれじゃ、本当のおっさんだよ」

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吉田典史 [ジャーナリスト]

1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』(共にダイヤモンド社)や、『封印された震災死』(世界文化社)など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。


第2次リストラ時代(!?)に贈る 私が「負け組社員」になった理由

会社から冷遇され、気がつくと「負け組」となってしまった人たちを毎回取材。彼らの実体験を振り返ることで、企業の冷酷さだけでなく、自己防衛できなかった敗因を分析。第2次リストラ時代で生き残る術を探る。

「第2次リストラ時代(!?)に贈る 私が「負け組社員」になった理由」

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