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現役東大生の、中高時の勉強時間
中高は私立がいいのか、それとも公立がいいのか

降旗 学 [ノンフィクションライター]
【第40回】 2013年8月2日
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 現役東大生が、中学高校でどのくらい勉強したか――、というインタビュー座談会があった。正しくは、そういった座談会が紙面に載っていた。

 ご興味ありませんか? 私はあります。息子がいま高三で、来年、東大を受験すると言っているからです。もちろん真っ赤な嘘です。

 嘘ついでにもうひとつ申しあげると……、我が子も東大に入れたい、とお考えのお父さんお母さんが、何かの参考にと思って当コラムにお目通しでしたら、すぐにページを閉じることをお薦めします。何の参考にもならないと思います。たぶん。

 座談会の出席者は、私立高校(桜蔭・麻布・灘)出身者と、公立高校(長野県立諏訪清陵・山口県立宇部・鳥取県立米子東)出身の計六人。私立は無論だが、会の出席者の母校はいずれも知られた進学校だ。

 まずは、それぞれが公立高校の良さ、私立高校のイメージについて語っている。
 ご興味ありませんか? 私はあります。

 諏訪清陵高校OB「公立の良さは、勉強漬けではないところ。私立には勉強漬けのイメージがあるので……、それに比べると、公立は、部活とか遊びとか、自由にいろいろなことができます。最後の一年間で受験に頑張るというのが公立ですね」

 米子東高校OBは、私立高校のほうがいいと思っていると言う。

 「私立は学力的にはっきりしているから。公立は上下で分かれてしまい、授業のレベルも中途半端。スポーツもどっちつかず、勉強もどっちつかずという感じ。なんか微妙です。だから、スポーツを徹底的に頑張るとか、勉強を頑張ると自分で決めなければいけない。受け身のままだと、地元の国立大学に入るのがやっとって感じですね」

 私立は勉強ばかりというイメージを、桜蔭高校と麻布高校OBは否定している。

 桜蔭高校OB「うちはそんなに受験受験してなくて、授業のレベルもそんなに高いわけでもない。みんな塾に通っていたという感じでした。私も塾で勉強していました」

 麻布高校OB「受験勉強に関しては、やっぱり塾のほうが大きかったと思います。学校も、受験勉強は塾に頼っていることを知っていたので、塾では教えないようなことを教えるのに力を入れてました。それが麻布のいいところだったと思う」

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降旗 学[ノンフィクションライター]

ふりはた・まなぶ/1964年、新潟県生まれ。'87年、神奈川大学法学部卒。英国アストン大学留学。'96年、小学館ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞。主な著書に『残酷な楽園』(小学館)、『敵手』(講談社)、『世界は仕事で満ちている』(日経BP社)他。


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