旬を楽しみ、身体が喜ぶ 江戸料理
【第52回】 2013年8月2日 車 浮代

夏に人気の定番健康野菜
幕末から明治初期に伝来した「オクラ」

 オクラの花をご覧になったことはありますか?

 淡黄色の薄い花びらを持ち、中心の濃赤紫とのコントラストが鮮やかで、切り花にして飾っておきたいほど可憐なのですが、残念ながら夜に咲いて昼にはしぼんでしまうため、なかなか目にする機会がありません。

 同じアオイ科であるハイビスカスの黄色い花を、サイズを半分にし、おしべめしべを短くし、和風テイストにすっきりさせた感じ……とでも申しましょうか。
 

オクラ煮浸し
【材料】オクラ…1/2袋/出汁…1カップ(200ml)/酒…大さじ1/塩…小さじ1/2/醤油…大さじ1/鰹削り節…適量
【作り方】①オクラはヘタの部分を切り取り、塩(分量外)を振って板ずりをし、流水で洗って水気を切る。②鍋に出汁を沸かし、酒、塩、醤油を入れてから1を入れ、ひと煮立ちさせたら火を止めて自然に冷ます。器に入れて鰹削り節をかける。※冷やしてもおいしいです。


 主要生産地である鹿児島県や高知県では、このオクラの花も「花オクラ」として天麩羅やお浸しなどに調理しますが、オクラ同様に粘り気があり、食卓を華やかに彩ってくれます。

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旬を楽しみ、身体が喜ぶ 江戸料理

栄養価の高い旬の食材を、あまり手を加えずにいただく――。これが江戸料理の醍醐味であり、健康長寿につながる正しい食のあり方だと思います。このコラムでは、江戸料理と健康をテーマに、食材ごとの情報とレシピをご紹介していきます。

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