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8月2日 15時57分
フィスコ

保険セクター、名村造船など

保険セクター
全面高で業種別上昇率トップになっている。海外保険株高の流れが波及する状況のよ
うだ。メットライフが好業績を発表して6%強の上昇となったほか、AIGが2008年
以来の配当実施を発表して、時間外取引で4%強の上昇となっている。また、全体株
高の流れの中で、金融関連株には全般的に海外投資家の資金流入期待なども強まりや
すいようだ。
<6758>  ソニー  2123  +19
買い先行。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は364億円、市場コンセンサスは
320-330億円程度であり、やや上回る着地になった。決算数値に対するインパクトは
限定的ながら、スマートフォンの増収やテレビの損益改善などによるエレキ事業の黒
字転換をポジティブに評価する動きが優勢に。とりわけ、テレビ事業は12四半期ぶり
に黒字に転換したもよう。ただ、為替前提を円安に変更したものの、通期収益予想は
据え置きであり、円安メリット期待などは後退する状況へ。

<6753>  シャープ  425  +14
買い先行。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は30億円の黒字となった。アナリ
ストコンセンサスは若干の赤字だが、直近では数十億円の黒字になったとの観測報道
が相次いでおり、ほぼ想定線と捉えられるところ。ただ、全体株高といった環境下、
業績下振れ懸念の後退などをポジティブ視する動きが優勢に。目先の増資懸念なども
十分に織り込んだとの見方へ。

<6971>  京セラ  10160  -190
反落。前日に発表した決算内容が嫌気されている。営業利益は254億円と黒字転換、
前年同期比では274億円の改善となっている。通期予想1400億円は据え置きへ。市場
コンセンサスは300億円程度であったため、失望売りが先行する格好。とりわけ、通
信機器事業の赤字転落などはネガティブに捉えられているようだ。

<7269>  スズキ  2569  +141
買い優勢。前日に決算を発表、第1四半期営業益は441億円で前年同期比24%増益、市
場予想は410億円程度であったため、想定以上の好決算となっている。通期予想は
1500億円から1650億円に上方修正、依然として市場予想は1000億円程度下回っている
が、同社にとって第1四半期決算時での上方修正は異例であり、ポジティブなインパ
クトにもつながる格好へ。

<4321>  ケネディクス  528  +62
急伸。本日は、同社やサンフロンティア不動産<8934>、トーセイ<8923>、フージャー
ス<3284>など中小型不動産株の強い動きが目立っている。また、都競馬<9672>など含
み資産関連の一角もしっかり。米ファンドが舞浜のシェラトンホテルを500億円で買
収と伝わっており、資金流入に伴う今後の不動産市況の好転期待につながっているよ
うだ。

<5208>  有沢製作所  479  +57
急伸。第1四半期営業損益は2.7億円の黒字に転換、前年同期比では5億円強の改善と
なっている。上半期予想は0.5億円の赤字から6.5億円の黒字に上方修正、修正率の大
きさがサプライズにつながっている。全般的な電子材料分野の需要回復が上振れの背
景に。PBRは0.5倍を割り込む水準でもあるため、水準訂正余地が大きいとの見方
にも。

<6849>  日本光電  4010  -190
軟調。前日に発表の第1四半期決算が嫌気される。営業利益は15.5億円で前年同期比
28%減益、通期予想では11%増益であり、低調なスタートとなっている。会社側では
20億円程度のレベルを想定していたもよう。大和では、株価は一旦調整する局面を迎
えていると考え、現状で「強気」としている投資判断は見直しも視野に検討と。

<2309>  シミックHD  1560  -318
下落率トップ。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は32.1億円で前年同期
比8.1%増益、通期予想は43億円から38億円に下方修正している。SMO事業の低迷
が響く格好のようだ。上半期は従来計画を上振れて着地していただけに、通期下方修
正はネガティブサプライズの格好に。4-6月期では前年同期比35%の減益となってい
る。

<7014>  名村造船  942  +117
大幅高。前日に発表した第1四半期決算が評価材料視されている。営業利益は86.3億
円で前年同期比4.2倍、上半期計画に対する進捗率は86%達している。同社は今期の
好業績見通しが好感されて一時1200円まで急騰、その後調整に転じていたが、好決算
を確認したことで、あらためて評価を高める動きになってきている。

<8058>  三菱商事  1888  +72
決算発表後は上げ幅を広げる展開に。第1四半期純利益は1157億円で前年同期比15%
増益、通期予想は据え置いている。市場予想は1000億円弱の水準であったと見られ、
一転しての増益決算を評価する動きと捉えられる。事業環境に対する警戒感が強まっ
ていた中、安心感の高まる状況にも。

(フィスコ)


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