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8月9日 11時34分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):ニコン、DeNA、沢井製薬、ヤマダ電機など

ニコン<7731>:1713円(前日比-301円)
急落。同社は前日に第1四半期決算を発表、営業利益60.3億円となり、市場コンセン
サスの65-75億円をやや下振れる着地となった。また、上半期営業利益を250億円から
145億円に、通期も850億円から650億円に下方修正している。市場予想は会社計画並
みであったため、ネガティブなインパクトが強まる格好に。キヤノン<7751>の業績内
容から、コンセンサス水準は切り下がっていたとみられるものの、下方修正幅はそれ
以上の状況に。UBSでは投資判断を「ニュートラル」から「セル」に格下げ、下期か
ら来期にかけては精機の調整リスクもあることで、悪材料出尽くしにはならないと。


DeNA<2432>:2037円(同+178円)
急伸。同社は前日に第1四半期決算を発表、営業利益は170億円で前年同期比7.6%減
益になった。ほぼ市場予想通りの着地となったが、ここまでの株価パフォーマンスが
さえなかったこともあり、目先の安心感にもつながっているようだ。海外事業の最大
部門となるMobage Westが6月で単月黒字化を達成したことなどをポジティブに捉える
声も大きくなっている。

沢井製薬<4555>:13020円(同+1320円)
急伸。前日に発表の決算が評価材料に。営業利益は58.3億円で前年同期比42%増益、
業績予想は据え置いているものの、上半期計画に対する進捗率は70%超の水準であ
り、上振れ期待などが先行する格好に。野村では投資判断を「ニュートラル」から
「バイ」に格上げで、目標株価を15000円としている。コスト管理能力の高さを再認
識、病院向けジェネリック普及にはアップサイドもあると。

ヤマダ電機<9831>:3290円(同-620円)
急落。前日に発表した決算内容が嫌気されている。第1四半期経常利益は2.7億円で前
年同期比97%の大幅減益に。会社計画は上回っているもようだが、市場予想は大幅に
下回る格好に。想定以上に粗利益率が悪化する状況となっており、業績下振れ懸念な
ども強まる展開へ。また、ケーズHD<8282>も市場予想を下回る決算を発表しており、
家電量販店各社の事業環境の厳しさが改めて意識される流れにも。

丸紅<8002>:739円(同+25円)
強い動きが目立つ。ゴールドマン・サックス(GS)では総合商社セクターのカバレッ
ジを開始、カバレッジ6社の中で同社を唯一の買い推奨としている。目標株価は900円
と設定。鉄鉱石エクスポージャーが低いことに加え、ガビロンの買収効果もあり最高
益更新が続く見通しであること、株価の割安感が強いことなどを評価材料としてい
る。今期業績の好調確認が株価見直しのカタリストになるとも。

DOWA<5714>:904円(同+27円)
しっかり。同社は前日に第1四半期決算を発表、経常利益は108億円となり、会社計画
は2割程度の上振れとなったもよう。市場予想も上振れる着地に。会社計画は変更さ
れていないが、上期計画比での進捗率は8割に達しており、今後の上方修正の可能性
は高いとの見方にも。本日は資源価格の上昇もあって、非鉄金属セクターの上昇率は
高くなってもいる。

三井化学<4183>:271円(同+17円)
しっかり。第1四半期決算発表以降は強い動きが目立っている。本日はSMBC日興証券
が投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も220円から350円に引き上げてい
る。今期業績が市場予想を大幅に上回る改善となる見通しであること、基礎化学品事
業の構造改革が期待できることで、中長期的にも業績は大幅な回復が続くと考えるこ
となどを背景としている。なお、今期営業利益は会社計画の280億円に対して、430億
円を予想へ。

ジオマテック<6907>:1045円(同+36円)
続伸。4-6月期営業利益が前年同期比3.2倍の3.0億円と大幅増益となったことが好感
されている。スマホやタブレット端末、カーナビ向けの液晶パネル用帯電防止膜やタ
ッチパネル用透明導電膜が堅調に推移したようだ。上期営業利益計画である4.0億円
に対して高進捗となり好決算として評価されているほか、0.5倍前後のPBR水準に
出遅れ感も意識されている。

ワイズマン<3752>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。MBO(経営陣が参加する買収)に向けて、TOBを実施する
と発表している。TOB価格は1:100の株式分割を考慮後で1株当たり500円となって
おり、同水準にサヤ寄せへ。買い付け期間は本日から10月9日までとなる。事業環境
の変化が激しい中で、非上場化によって機動的な経営体制を整えて開発を加速する方
針。

エスケーエレク<6677>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。第3四半期決算と同時に今期の業績予想を公表し、売上高は前
期比60.2%増の176.0億円、営業損益は18.5億円の黒字転換見通しとなったことがポ
ジティブサプライズとなっている。前期からずれ込んでいた第10世代用フォトマスク
の出荷が今期中に実現する見込みとなったほか、第8世代以下用のフォトマスクにつ
いてもスマホやタブレット端末向けの中小型パネルの開発需要が堅調に推移している
ようだ。

エイジア<2352>:942円(同+143円)
急伸でストップ高まで。企業向けに、フェイスブックの行動履歴と連動したメール配
信支援サービスを始めると報じられたことが材料視されている。特定の企業ページで
「いいね!」ボタンを積極的に押す消費者に対して、特典情報メールなどを配信する
サービスとなるもようで、フェイスブック関連ビジネスに関心が高まっている。


ラック<3857>:619円(同+30円)
買い先行。ネットバンキングの不正送金事件で、ウイルスに感染しているパソコンが
1.5万台あると報じられたことが材料視されているようだ。ウイルスが仕込まれた企
業や省庁のホームページの閲覧などを通じて感染した可能性があると。情報セキュリ
ティサービスのニーズ拡大があらためて意識され、関連銘柄の一角として関心が高ま
る格好に。

(フィスコ)


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