株式レポート
8月12日 18時0分
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理不尽なこと ― 円高・株安・消費税 - 広木隆「ストラテジーレポート」

読者からのフィードバック

いつも読者からたくさんのフィードバックを頂戴する。8月5日付け「8月末の日経平均株価予想」のレポートに対しても、とても多くのご意見ご感想をいただいた。この場を借りて御礼申し上げるとともに、その一部をご紹介させていただく。

「未来は誰にもわからないのに、その予想をし、さらに公表する事は、非常に苦行なる行為かと思いますが、私を含めたたくさんのファンは結果ではなくその道筋に惹かれていると考えています。今後ともよろしくお願い申し上げます」(Tさん)

「中期で株を持っているので、今回もある程度落ち着いて待っていられました。今回の月末予想も参考にさせていただきます。テレビ東京が観られないところなので、月初めにここでだいたいの流れを説明していただけると助かります」(ZENさん)

「予想、外したはずなのに広木さん何かカッコいいなぁ(笑)」

「謝る必要など全く無い。が、外したなどと思っていないという台詞は潔いとは程遠く少々疑問符が付く。プロは惨敗した時こそ真価が問われる。真のプロは惨敗後の潔さも一級品だ。
勝負は大勝した時より惨敗した時の方が得られるものは大きい。惨敗経験が無い者は大成しない。私は広木隆さんが日本には皆無に近い真のプロの金融ストラテジストであると思っているからこそ厳しく書かせてもらった。次はブッチギリのNo.1を期待する」

「9月は波乱含みで8月末まで様子見ます。今日は後場戻し高値引けになりやれやれです。もう一度,華麗なるマックイーンのDVDをみたいです、広木さんは記憶がいいですね」

いや、それが全然、記憶力がよくないのだ。いただいたお便りのなかで一番、恥ずかしく、かつ、ありがたかったのはこのコメントである。

「広木様のレポート、いつも心強く拝見しています。一つだけ、本文の内容とは全く関係ない話を。
堺雅人さんですが、映画『サヨナライツカ』でミポリンと共演したのは、大河ドラマ『八重の桜』で綾瀬はるか演じる八重の兄・山本覚馬を演じている西島秀俊さんです。堺雅人さんが映画で共演したのは、最近ですと、『鍵泥棒のメソッド』での広末涼子さん、今や奥様になられた『大奥』の菅野美穂さんあたりがよろしいかと」

いや、お恥ずかしい。空覚えのままろくにチェックもせず、間違ったことを書いてしまった。早速、ご指摘いただいたアイデアに差し替えさせていただきました。バックナンバーでご確認ください。こう替わっています。

<僕の最大のライバル、福山雅治が演じるドラマ『ガリレオ』がやっと終わってくれたと思って一息ついていたところに、また強敵が出現した。日曜劇場『半沢直樹』の堺雅人である。映画『鍵泥棒のメソッド』では広末涼子と共演し、今度は上戸彩が奥さん役である。羨ましいにもほどがある。>、

これで「羨ましいにも」のくだりがより本音を帯びることになった。なぜなら僕は広末涼子の大ファンだからである。渋谷に行くと必ず、♪渋谷はちょおっと、に〜が〜て〜、と『MajiでKoiする5秒前』を口ずさんで歩くほど、広末涼子のファンである。広末の『末』という字の横棒を一本、修正液で消し『広木涼子』と直して、ひとりでニヤニヤするほど好きである。その現場を妻に見つかって、本気で気持ち悪がられ、離婚騒動に発展したこともある。ちなみに『鍵泥棒のメソッド』を撮った内田けんじ監督は『運命じゃない人』以来のファンである。

それなのに!ああ、それなのに! なんで『鍵泥棒のメソッド』が浮かばなかったのか。なぜ『サヨナライツカ』なんて書いてしまったのだろう。最近観た映画『さよなら渓谷』のインパクトが大きかったせいか。いや、うっかりしていた、としか言いようがない。「うっかり」と言えば、先日、小学1年生の娘の帰りが遅かったので理由を尋ねたところ、

「あのね、マンションの入り口でサヤカちゃんと、うっかり、会っちゃって。それで、キッズルームで遊んでたの」
「それを言うなら、『ばったり』じゃないの?」
「あ、そう、『ばったり』。うっかり、間違ったこと言っちゃった」
「ちゃんと使えてるじゃんか!」
「うっかり」の意味を辞書にあたると、<ぼんやりして注意が行き届かないさま>とあり、「―(と)秘密をしゃべる」「―して大事な物を置き忘れた」などの用例が示されている。「うっかり」の対極が「確信」であろう。「確信的に」と言えば、しっかりとした信念を持って、行動、発言するさまである。

ところが、「確信犯的に」という表現になると、似て非なるものになる。

そもそも「確信犯」とは、道徳的、宗教的または政治的信念に基づき、本人が悪いことでないと確信してなされる犯罪であるが、「確信犯的に」というと、元の意味から転じて、「わざと」「あえて」「意図的に」の強い表現であることが今や一般的となっている。

相場で「確信犯的な売り」と言えば、あるイベントの結果が予想された通りであるにもかかわらず、いかにも驚いたように売りを出すことや、本当は失望などしていないくせに、さも失望したかのように売りを出すことを言う。その結果を分かっていたうえで「わざと」「あえて」「意図的に」売ることを「確信犯的な売り」という。そして近い将来、予想される「確信犯的な売り」は、消費税増税に関する政府の意思決定に対してであろう。

消費税増税に関する決定は、どんなパターンでも売られる

本日、内閣府が発表した4-6月期の実質国内総生産(GDP)は前期比プラス0.6%、年率換算プラス2.6%となった。3.6%程度を見込んでいた市場の予想を1ポイントも下回った。これでまた、消費税増税を巡る議論が混沌としてくるだろう。

安倍首相は消費税増税の最終判断を10月上旬までに下す。来年4月からの消費税引き上げを予定通り実施するのか、あるいは税率や時期などを変更して段階的に行うなど増税ペースを見直す、もしくは先送りとするのか、いずれのパターンになっても「確信犯的な売り」を投機筋に仕掛けられると思う。

消費税増税を予定通り行えば、景気に対して下押し圧力となるのは間違いがない。アベノミクスの効果でやっと持ち直してきた景気に冷水を浴びせかけることになるとして「売り」である。では、段階的な実施ではどうか?腰が入っていない、中途半端で効果が限られる、などとの批判をもって「売り」だろう。さらに、完全先送りとした場合、日本の財政破綻リスクが喧伝されたり、財政再建に取り組む本気度がないなどと非難され「売り」となる。要は、投機筋はどっちに転んでもこの問題のネガティブな側面をついて売りを仕掛けてくることが予想される。

理不尽だって?投機筋とはそういうものである。彼らが仕掛けた時に、どれだけ彼らの売りに同調する参加者を巻き込めるかを見定めるのがポイントで、ある意味、仕手筋が仕手戦を仕掛ける時に、どれだけ提灯買いがつくかを探るようなものである。

シナリオ的には増税見送りとなった場合に、最も売りがかさみやすいだろう。財政再建が急務であるとの錦の御旗のもと、偽善者の同調姿勢を得られやすいからだ。ところが、消費増税を見送った場合は、海外格付け機関によって日本国債が格下げされる可能性が高い。それは円安要因となる。株安、債券安、通貨安のトリプル安で、本来は壊滅的な相場となりそうだが、いかんせん、円安は日本企業の業績にとってウエルカム。円安と株安が併存しにくい、というか円安に助けられて「売り」が効かないのではないか。「悪い円安」もへったくれもないだろう。円安は円安である。輸出企業の業績を上振れさせる株高要因に違いない。

一方、消費税増税が予定通り行われる場合はどうか?まず偽善者たちが喝采を送るから、メディアによるネガティブな論調がなくなるのは相場にとって好材料。よって投機筋が景気への悪影響懸念を演出して売りを仕掛けても同調者が限られる。

加えて、消費税増税を決定する際には、景気の下支えのために来年度の大幅な財政出動を政府は担保するだろう。財政再建のために増税し、一方で支出を増やすというのだから、なんともちぐはぐな印象だが、恒久財源と一時的支出増という言い訳はたつ。
先日、日銀の黒田東彦総裁は、消費税率を来春に引き上げても「成長が続く」と強く主張した。政府の財政規律が緩めば「金融緩和の効果に悪影響がある」とも指摘した。これで仮に増税がデフレ脱却を阻むような事態となったら、日銀としては黙っているわけにはいかないだろう。思い切り、異次元緩和のアクセルを全開にしていくバイアスがさらにかかる。黒田総裁発言は消費税増税によるダウンサイド・リスクのプット・オプションとなったと言えるだろう。だから、個人的には消費税増税は先送りするのがよいと考えるが、相場にとってはむしろ予定通りの実施を決定してくれたほうがいいかもしれない。そのほうが、どったんばったんはするだろうが結果的に株価上昇につながるだろう。

催促相場

僕がこんな例をここで出すのも、ちょっと憚られるが、まあ、戯れに聞いてほしい。 10月上旬に安倍首相が消費税増税の実施を決めたとする。それを受けて株価が下落歩調を強めたとする。日銀としてノーアクションでいられるだろうか?当然、追加緩和を市場は望む。

しかし現段階で日銀が追加緩和に動くと見る向きは少ない。例えば日経はこんな観測記事を伝えた。
<日銀が金融政策運営のカギを握る物価について、従来より強気の判断を示し始めた。8日の金融政策決定会合後に公表した声明で、予想物価上昇率の現状判断や消費者物価の見通しを上方修正したのだ。雇用・所得環境のめざましい好転を伴った「良い物価上昇」が本格的に起きているとは見ていないものの、黒田東彦総裁は記者会見で「所得から支出への経済の前向きな循環メカニズムが次第に働き始めている」と語った。政策運営上の次の節目と目されている10月末の経済・物価見通し(展望リポート)公表時の追加緩和の蓋然性は大きく低下している> 

仮にこれがコンセンサスだとした場合、10月の追加緩和期待は市場に織り込まれていないことになる。ところが消費税増税決定で市場が下落した場合、日銀のノーアクションは許されないだろう。そういう機運が高まって一転、追加緩和に動けば市場にとっては「ご褒美」だ。それをわかっていて市場は、確信犯的な動きをするだろう。すなわち「催促相場」である。

「日銀の金融政策はデフレ脱却のためであり、株式市場を援護するためではない」というのは建前だ。株式市場に評価される施策を打つことも立派な脱デフレ対策ではないか、という論調が一部で強くなるだろう。

消費税増税が決定された場合、市場は追加の財政・金融緩和の発動を要求する「催促相場」の様相を呈するだろう。その先にちゃんと市場の「催促」に当局が応えてくれることを市場は知っている。知っていて売るから「確信犯的」である。そして売る一方で、買い戻しのタイミングを虎視眈々と狙うだろう。日銀の10月末追加緩和を引き出すことを狙って、である。その時期には4-9月期の決算発表が重なる。4-6月での上方修正を温存したところが多くあり、中間決算期にまとめて上方修正ラッシュとなる可能性はじゅうぶんある。株式市場は消費税増税を巡る決定で一度売られて下値を探るが、その後は急反発が待っている。この秋もまたボラティリティの高い、ジェットコースターのような相場が来るだろう。今からしっかり備えておこう。

理不尽なこと

世の中、理不尽なことだらけである。村上春樹の本は発売と同時にベストセラーなのに、『9割の負け組から脱出する投資の思考法』のようないい本がさっぱり売れないのは理不尽なこと極まりない。理不尽といえば僕が「嵐」のメンバーに選ばれていないのも理不尽である。

足元で起きている円高の流れ、これも理不尽であり、さっぱり解せない。「リスク回避の円高」というが、そのリスク回避が起きた理由が、米国の量的緩和縮小の早期開始観測が再浮上したことだ。それなら本来、ドル高円安要因ではないか。つまりは8月のヴァケーション・シーズンに合わせた円売りポジションの持ち高調整や、「8月の円高」という季節性アノマリーを強引に演出したい向きが仕掛けた面が強い。そして何より、為替相場を語るときに、一番説明がつきやすのが、「勢い」である。一旦、トレンドが出るとその流れに乗るトレンド・フォロワーが多いからである。日米の金融政策の基本的な方向感を考えれば、円安ドル高の基調であることはまったく崩れていない。足元の円高は一時的なものだろう。

そして、そんな気紛れな為替相場に引っ掻き回されて乱高下する日本株式市場の脆弱性。理不尽というより、そのプリミティブさ(幼稚性)に呆れる。いつまでたっても、日経新聞のPERが基準で、そのPER 15倍が居心地のよい水準だ、とでもいうかのように、日経平均は1万3000円台半ばを定位置として放れようとしない。

10日、土曜の日経新聞には「企業、売上高2兆円上振れ」という記事が載った。経常利益の額は製造業中心に4000億円、期初から上積みだという。もう間もなく、最終的な集計結果が紙面に掲載されるだろう。そうなって初めて日経予想も上方改定されPERの水準も下がる。本当は、そんなこと、もう分かっているはずなのに。日本株の水準訂正は、それを待って、ということになりそうだ。理不尽だが、仕方あるまい。

GDPの解釈 - 本番前のリハーサル

今朝のGDPの下振れを受けて円高が進み、ドル円は一時95円台をつけた。その理由は「株安警戒、リスク回避の円高」だという。株式市場のほうでは円高を嫌気して日経平均は一時1万3500円を割り込んだ。GDPの下振れは消費増税見送り派の勢いを強め、「決められない政治を嫌気し、ネガティブな反応となっている」との声が聞かれたが、為替市場は株安でリスク回避といい、株式市場では円高を嫌気して下落する。悪循環というほかはない。

と、ここまで書いたところで(午前11時)、ドル円は96円台半ばに戻り、日経平均は上昇に転じて1万3600円台を回復した。株式市場と為替が急速に戻した背景として考えられるのは、内閣官房参与の本田悦朗氏の発言である。本田悦朗・静岡県立大学教授は今朝発表された4-6月期国内総生産(GDP)速報値について、「思ったより低く、まだまだ予定通りの消費増税の環境が整ったとは言えない」と見方を示したとロイターが報じた。

これがきっかけなら、増税見送り期待で株が買われ、円が売られたことになる。セオリー通りの反応だが、ではGDP発表直後の円高・株安はなんだったのだろう。

これは前に挙げた消費税に関する決定のオプションのうち、増税見送りとなった場合に市場が示す反応のミニ・リハーサルと捉えることができるのではないか。つまり、GDPの下振れで増税見送りの目が出てきた。それを市場は初めはネガティブに捉える。財政健全化が遠のくということで売られたわけだ。ところが、その後、首相に近い要人発言で一段と見送りの可能性が強まると円が売られる。これも先に述べた財政再建の遅れ→国債格下げという連想からだろう。円安にいい円安も悪い円安もない、と述べた通り、円安を支えに株式市場も切り返したのだ。消費増税が見送られた時の市場の反応について、これがひとつの参考になるだろう。

とは言っても、相場の動きはそもそも理不尽な点が多く「理外の理」などという言葉もあるくらいに、理屈通りにはいかないものだ。繰り返し述べているが、短期的な相場の「綾」に振り回されずに、しっかりと中長期的な基調を捉えるようにしたい。
読者からのフィードバック その2

「ファンです。いつも広木さまのところだけ読んでいます。特に今日のは小気味いい!」(京子さん)

いつもこのようなうれしいお便りだけだとよいのだが、中には、なんでこんなことまで見ず知らずの人に言われなければならないのかと理不尽に感じるような投稿もある。

「あんた、他人の金は自分の金ではないから、無くなってもいいと思っているでしょう。株式市場は所詮、賭場だから、投資は自己責任だと思っているでしょう。平均寿命を考えると、まだ間に合いますよ。人の立場、人の気持ちになって考えられるような人間になってください。これからの人生、少しでも心が豊かな時間を過ごせますように。金(かね)、金、金の人生は虚しく悲しいです」

そんなこと、赤の他人から言われる筋合いはないが、この方の言うことには、まったくすべてその通りだと同意する。他人の金は自分の金ではないから ― 当たり前である ― どうなろうと知ったこっちゃない。しかし、マネックスのお客様については別である。お客様は神様だ。お客様が損するようなことがあってはならないし、自分を信じて投資して下さった方が損を被るようなことになったら心が痛む。しかし、投資は自己責任であることだけは厳然とした事実であり、そこをはき違えてもらっては困る。

そして最後の部分。金(かね)、金、金の人生は虚しく悲しい。その通りである。カネで幸せは買えない。常識であり、僕の持論でもある。よっていろんなところに繰り返し書いてきたテーマである。

インデックス・ファンドを初めて個人投資家に販売し、世界最大級の運用会社となったバンガードの創設者、ジョン・ボーグルは著書『波瀾の時代の幸福論』の序章を、こんなエピソードで語り始める。

<東海岸のリゾート地、シェルター・アイランドで大富豪が開いたパーティーでのこと。小説家のカート・ヴォネガットが、同じ小説家仲間のジョゼフ・ヘラーにこんな話をした。パーティーの主催者であるヘッジファンドマネジャーは、ヘラーが代表作『キャッチ22』でこれまでに稼いだ以上の金をわずか1日で稼ぐらしい、と。ヘラーはそれにこう応じた。「そうだろうとも。だが、彼が手にできないものが、私にはある。それは『足るを知る』ということだ」>

村上春樹が、ここに登場する小説家のカート・ヴォネガットの影響を強く受けていることはよく知られている。「あらゆる小説は多かれ少なかれ、他の小説を手本にし、影響を受け、技を盗み、足跡を追いかけて書かれるものだ」(清水良典『あらゆる小説は模倣である。』)

僕も何人もの投資の賢人たちの思想の影響を受け、自分なりの投資哲学を築いてきた。その多くは米国の偉大な投資家であり運用者であり研究者だ。ジョン・ボーグルもまたそのひとりである。

カート・ヴォネガット×ジョゼフ・ヘラーの会話に続けて、ボーグルはこう述べる。 <強欲主義が蔓延して、金融システムと企業社会の行く手を脅かしている。その弊害は金銭の問題にとどまらない。「足る」という感覚が失われると、「職業人」としての価値観が堕落する。投資のための資金を委託された「受託者」であるべき人間が、ただの「セールスマン」になり下がる。そして、「信頼」の上に築かれるべきシステムが、「計算」に基づくシステムに変わってしまう。それだけではない。「足る」という感覚がおかしくなると、人生そのものを見誤る。「成功」という名の偽物のウサギを追いかけ、長い目で見ればまるで意味のない、一時的な価値を崇めるようになる。そして、「計算」を越えたところにある普遍の価値を大切にしなくなるのだ>
この本の原題は『Enough』という。本の帯にはこう書かれている。「職業人として、人として、何を誇り、何を恥ずべきか」。「職業人として」というのは、すなわち「プロフェッショナル」として、ということにほかならない。

この夏が終わると僕は50歳の誕生日を迎える。人生の節目に、いま一度、よく考えようと思うのだ。僕は来月、米国のフィラデルフィアに行く。ボーグル氏ご本人にはお会いできなくとも、バンガードの広大な敷地の一角に立つ氏の銅像の前で、僕は必ず、自分自身にこう問いかけるだろう。「職業人として、人として、何を誇り、何を恥ずべきか」。1か月後、僕は機上の人となる。9月のフィラデルフィアの青空と乾いた風が、きっと僕にその答えをくれると信じて。



もうひとつ、なぜそんなことを言われるのか、まったく意味がわからない投稿があった。投稿して下さった方に悪意がないのはわかるが、ご指摘の趣旨が理解できないのである。

「毎回楽しく拝見しておりますが、『僕の最大のライバル、福山雅治』との言い分は、かなり図々しいと思います(笑)」

なぜ、そのようなことを言われるのだろう? その理由が僕には ― さっぱり、わからない。


(チーフ・ストラテジスト 広木 隆)

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(マネックス証券)


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