■「ひどい不正を働いて会社に損害を与え、問い詰めたら『私はうつ病なのに疑うなんてひどい』と言い逃れをした挙げ句、結局全てバレて退職した後輩。腹が立ったので、迷惑を受けた同僚と2人で協力して彼女のブログを見つけたが、不正が発覚して問い詰めた時期にも『イタリアン食べてきた~!』などのお気楽な投稿をしていて、余計にもやもや感が募っただけだった」(32歳・女性/IT関連)

 ネットからは、知ってストレスになるような情報も得られてしまう。知らないままでいた方が幸せなのに、知りたくなってしまうのが人の業だろうか……。

【怪談3】
会長からの電話に出ないと減給10%
怖いだけでは済まない「パワハラ奇譚」

 度々問題となる職場内のいじめやパワハラ。上司の指導も、行き過ぎるとパワハラになりかねない。

■「10年以上前に務めていた会社では、営業社員が訪問した先に対して、本当に訪問したかどうかの確認電話を入れる。社員旅行の際、成績の悪い人は懇親会の前に個室に呼び出されて詰められるので、旅行が楽しくなくなる。営業の現場まで社用車でチーム全員で送迎されるが、移動中は営業ロールプレイングをひたすら繰り返す」(40歳・男性/出版)

■「社長に言われ、年始に行われる取引先相手のプレゼンに間に合わせるため、年末年始に死ぬ気でシステム開発をした。しかし、プレゼン日は社長がタイ旅行が楽しくて帰りたくないために、勝手にリスケされていた。それを当日に告げられ、転職しようと心に決めた」(32歳・男性/広告)

■「会長からの携帯電話へのコールに12秒以内に出ないと、減給10%。突然訪問した会長の顔を知らずに対応した受付嬢が、その場でクビになった」(40代・男性)

■「化粧品会社に務める友人の話。化粧が濃すぎると先輩から怒られて、その場でコットンで化粧を落とされた。さらに、そのコットン代を請求されたそう」(29歳・男性)