コーヒーを、毎日四杯以上飲んでいる人(五五歳未満)の死亡率は高い――。というデータを、米サウスカロライナ大などの研究チームが医学誌に発表した。

 一日四杯である。すると、だ。一日に軽く一五杯は飲んでいる私は、おそらく、ものすごく早死にするということなのだろう。

 コーヒー党なのである。というより、カフェインジャンキーなのかもしれない。

 私の朝はと言うと、取材や人と会う予定のない日は、起きたらとにかく、一リットルのポットにコーヒーを作り置くことから始まる。たいがい家にいるんです私。それを三、四時間くらいで飲み干し、原稿を書くときもやっぱりコーヒーを煎れ直し、一行書いてはひとくち飲み、ひとくち飲んでは一行書く……、みたいなペースで飲み続ける。

 なものだから、一日に最低でも一リットル、多いときは二リットル以上のコーヒーを口にしている呑兵衛さんなのである。若いころは毎週のように草野球をやっていて、真夏の炎天下の試合でもポットにコーヒーを入れ、攻守交代でベンチに戻るたびに熱いコーヒーを飲んでいた。

 マイボトルでひとりだけ美味しいコーヒーを味わっていては悪いので、メンバーに飲むか、と勧めるのだが、何故か、誰ひとりとして飲むとは言わなかった。それどころか、ものすごい白い目で見られていたような気がする……、というのは新書で書いたネタだから措いといて、地方に出張で出かけるときも、コーヒー豆とドリッパーと携帯ポットを持参する。

 地方に行くと、町によってはなかなか喫茶店がなくて、休憩や取材のまとめをする場所がないのも理由のひとつだが、とにかく好きなのである。ホテルを出る前に部屋でコーヒーを煎れ、出先で飲み干してしまうとファーストフードのお店に飛び込み、コーヒーを四個買ってポットに注いで取材を継続、といった感じだ。

 あるとき、地方のマクドナルドでこんなことがあった。コーヒーを四個オーダーしたときだ。