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関電子会社が通話アプリ参入
電話料金値下げに「殴り込み」

週刊ダイヤモンド編集部
2013年9月10日
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価格競争を仕掛け近畿圏で知名度が抜群に高いケイ・オプティコム
Photo by Takeshi Kojima

 関西の雄がいよいよ動きだす。関西電力の子会社ケイ・オプティコムが、スマートフォン向けの通話アプリ「ララコール(LaLa Call)」の提供を始める。「050」から始まる電話番号を取得し、一般の携帯電話や固定電話にかけられるものだ。

 特徴はコストパフォーマンスのよさにある。月額105円を支払えば、通話料金が携帯電話には1分18.9円、固定電話には3分8.4円と格安で済む。

 例えば、NTTドコモのスマホなら普通、通話に1分42円かかるが、このアプリを利用して電話すれば固定電話向けでは3分弱で、携帯電話でも5分で元が取れる。ケイオプが関西で展開する光回線サービス「eo(イオ)光」の加入者であれば、家族まで含めて月額料金が無料となる。もちろん、アプリ同士の通話はただである。

 つまり、スマホでの通話が多い人ならお得になる公算が大きい。光回線を利用した固定電話サービスも提供していただけあって、無料通話アプリ「LINE」などと比べると通話品質は高い。

 ケイオプの通話アプリ参入は、NTTへの対抗軸として、価格競争を促す可能性を秘めている。

法人需要取り込みに着目

 関西の光回線市場では一足先に、それが起こった。

 関電の通信設備を買い上げたケイオプは、2001年から光回線のサービスを開始。格安料金プランやテレビCMが奏功し、契約件数は右肩上がりに増加、現在約140万件に達している。近畿圏のブロードバンド市場では、「フレッツ光」を展開するNTT西日本に次ぐ、20%のシェアを誇る。

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