正反対だった、競合マドリードの伝え方

 一方でマドリードのプレゼンは、全ての人が必ずこの表現で締めくくりました。

「我々は五輪に貢献してきた。マドリード開催に意義がある」

 これはスペインの招致チームにとって、まさに自分たちの言いたいことだと思います。ですが、これは相手(IOC)の頭の中を想像しきれていませんでした。

 そうストレートに言われても、「マドリードに投票したい」とは思わせることができず、どちらかというと、おしつけがましさが出てしまいました。安部首相の「感謝」で締めた演説とは正反対です。