ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
短答直入

西日本旅客鉄道(JR西日本)社長 真鍋精志
鉄道以外の事業で成長を模索
街づくりとセットで生きる

週刊ダイヤモンド編集部
2013年10月4日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

収入の半分を在来線に依存し、少子高齢化で地方在来線の収益はますます厳しくなる。JR西日本の真鍋社長が描く生き残り策とは。

Photo by Kazutoshi Sumitomo

──5カ年(2013~17年度)中期経営計画を策定しました。前計画(08~12年度)は、九州新幹線と大阪ステーションシティの開業という目玉がありましたが、今回は何が骨子になるのでしょうか。

 30年先は人口減と少子高齢化で、鉄道事業は悲惨な状態になっているかもしれない。成長するには非鉄道分野を拡大しようと。ただ、この5年では非鉄道事業は260億円しか増えません。枠組みを決め、土壌を耕して、種をまく期間で、次の5年間に大きく成長させなければなりません。同時にわれわれの使命は、安全に鉄道を走らせることです。

──JR西日本の今の収益構造はどうなっているのですか。

 収入でいうと4割強が新幹線、3割強が京阪神エリア、その他が3割弱です。1987年に民営化したときに黒字だったのは新幹線と大阪環状線だけでした。新快速を整備して、ようやく京阪神が黒字になった。その他は大ざっぱにいうと今でも赤字になっています。

──その他のエリアは赤字だし、年々利用者も減っていくと。

 それぞれのエリアに合ったビジネスを地元で考えていかなければならない。各支社はJR西日本という大きな器の中の一つではなく、自分たちの経営はどうあるべきなのか、本気になってビジネスをしていこうということです。

 今回の中期経営計画では、新車両の投入も含めて、集中的に広島の開発に取り組みます。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

週刊ダイヤモンド編集部


短答直入

円高や原燃料高など、企業の経営環境が厳しさを増すなか、日本を代表する企業のトップはどんな成長戦略を講じているのか。話題の企業の内実に鋭く切り込むインタビュー。

「短答直入」

⇒バックナンバー一覧