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ちきりんさんと、ゲーム業界開発者の働き方を考える

石島照代 [ジャーナリスト]
【第43回】 2013年10月7日
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ちきりん たとえば、午後4時ごろにゲームをしていると、友達(どうぶつのこと)が「私の家に遊びに来ないか?」と誘ってきます。「行く」と答えると、「私は4時30分より後ならいつでもいいわ」とか言うわけです。ぜったいに今じゃない。

 遊びに行くとお宝グッズがもらえたりするので、私もそのために30分ゲームを続けちゃう。また、1ヵ月遊ばないとゴキブリがでるとか、特定曜日じゃないと出現しない特典があるとか、毎日やらせる工夫がふんだんに埋め込まれてます。

「ちきりん」という名前の由来は、
なんとダビスタ馬の名前だった!

――お話を伺っていますと、結構ゲームにお詳しそうな気がしますが、もしかしてゲーム歴は長かったりしますか?

ちきりん ゲームデビューはファミコンではなく、PCゲームです。地中に埋めた水道管のメンテまで必要なマッキントッシュ版の「シムシティ」をやりこみました。あとは初代プレイステ-ションとPS2の時代が一番ハマってました。

 好きなのはシューティングなどのストレス発散系と、ゴールが決められていないシミュレーションゲームです。RPG(ロールプレイングゲーム)はファイナルファンタジーVIIだけやりました。モンスターとの戦いが好きじゃないのと、人間と勝負するのもダメで、格闘ゲームはほとんどやったことがありません。

ちきりんさん、実はかなりのゲームフリークだった!

 ガンコントローラ(銃の形をしたコントローラ、ガンコンと呼ばれる)を使ったシューティングゲームにハマってた頃は、仕事から帰ってゲームをする時、「○○のバカヤロー!」と上司の名前を叫びながら、片っ端から撃ちまくってました(笑)。

 当時はテレビがブラウン管から液晶に移行する時期だったんですけど、ガンコンはブラウン管テレビでしか使えないので、長い間テレビを買い替えませんでした。

 あと「鬼武者」シリーズ(カプコン)でも、上司の名前を叫びながらバッサバッサと斬っていました。どんだけストレスがたまってたんだという感じですよね(笑)。それと「ダビスタ(ダービースタリオン、旧アスキー)」にもハマって、実はちきりんというのは、そのゲームで使った馬の名前なんです。

――「ちきりん」って、馬だったんですか!!

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石島照代
[ジャーナリスト]

1972年生まれ。早稲田大学教育学部教育心理学専修を経て、東京大学大学院教育学研究科修士課程在籍中。1999年からゲーム業界ウォッチャーとしての活動を始める。著書に『ゲーム業界の歩き方』(ダイヤモンド社刊)。「コンテンツの配信元もユーザーも、社会的にサステナブルである方法」を検討するために、ゲーム業界サイドだけでなく、ユーザー育成に関わる、教育と社会的養護(児童福祉)の視点からの取材も行う。Photo by 岡村夏林

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ゲームソフトをゲーム専用機だけで遊ぶ時代は終わった。ゲーム機を飛び出し、“コンテンツ”のひとつとしてゲームソフトがあらゆる端末で活躍する時代の、デジタルエンターテインメントコンテンツビジネスの行方を追う。

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